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Apple M1搭載で大幅性能アップの「iPad Pro」&カラフル7色「iMac」特集 第26回

【レビュー】新iMacはM1搭載MacBook Proと同等の性能、選択のポイントはデザインと用途

2021年05月18日 22時00分更新

文● 西田 宗千佳 編集●飯島 恵里子/ASCII

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新しいM1搭載のiMac。カラーはグリーン

 5月後半から発売される、新しいiMacの製品版を試用した。今回のiMacは久々の完全リニューアルであり、Mac miniに続く2つ目の「デスクトップ型M1搭載Mac」でもある。

 どのような使い勝手になっているかを取り急ぎチェックしてみよう。

カラフルな外観がiMacの特徴

 「新iMacの特徴がなにか」といえば、やはり多くの人が「色」と答えるのではないだろうか。もうずいぶんと長い間、iMacはモノトーンで統一されてきた。だが、今回の新型は、ブラウン管時代のiMacを思い出させるカラーバリエーションが特徴になっている。

 今回試用したのは「グリーン」。キーボードからマウスまで、カラーリングは統一されている。ほかの色のマウスやキーボードを購入することは当面難しい、とのことなので、セットでついて来る組み合わせを使う、と考えていただきたい。

本体背面は濃いグリーン。スタンドは薄いグリーンと色味が違う

本体付属のキーボードなど。色味はもちろん本体と同系色だ

 壁紙の色も、本体の色に合わせて用意されている。この辺は、iPhoneやiPodなどでも実施していた「アップルお得意のやり方」と言っていい。

本体の初回起動時のメッセージ。各国語で表示されるようになっていて、本体色に合わせたカラーになっている

 ボディ色はグリーンではあるのだが、部位によって3つのパターンに分かれている。本体正面はパステル調、スタンド部は淡いグリーン、そして、本体後部は濃いめのグリーンだ。アルミボディのグリーンを見ると、iPod nanoのことを思い出す。

 本体は上から下まで均一な薄さで、まさに「板」だ。プロセッサーがM1であり、MacBook AirやiPad Proでも使われていることを思えば「この厚みの中で入る」ことも納得はできるが、実物を見るとちょっと感心する。

左がiMac、右がiPad Pro(2020年モデル)。厚みのイメージがかなり近い点に注目

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