やよい軒やHotto Mottoを手がけるプレナスは2021年からスマート農業を開始すると発表。5月10日より埼玉県加須市の「プレナス加須ファーム」にて田植えを開始する。
同社では2月より埼玉県加須市に農地を借り受け、水田の整備・種子の準備を進めている。プレナス加須ファームでは12圃場、約2.5haを展開。水田では、日々の水管理を遠隔で管理するクラウド型水管理システムや作付計画、作業指示、作業記録など日々のデータを“見える化”したシステムを導入するなど、生産性の高い稲作経営を目指しているという。
田植えにおいては、ドローンを使って水田に直接種をまく直播栽培や育苗箱内の籾数を倍にして効率性を高めた密苗栽培を導入。品種においても、暑さ、病害虫に強く、埼玉県の推奨品種である「彩のきずな」や収穫量の多い「あさひの夢」を使用するなど、栽培方法や品種を掛け合わせたさまざまなパターンを検証し、生産性の高い稲作経営に挑戦するとしている。