皆さん、少しご無沙汰しました。新宿中央公園じゃぶじゃぶ三人組です。
新宿中央公園には、河津桜、タカトウコヒガンザクラ、しだれ桜など数種類の桜が咲きますが、残念ながらどの桜にも「サクランボ」はなりません(涙)。
食いしん坊の私にとって、とても残念なことですが、「さくら餅」を連想させてくれる桜ならあります。それは八重桜です。
前回はこちらをご紹介しました。
※過去の連載記事はこちら:新宿中央公園 季節の足音
八重桜は、ソメイヨシノとは違い、花と同時に葉っぱをつけるのが特徴です。
無数の花びらと葉っぱは、桜の葉が巻かれた「さくら餅」を思い出させてくれます。
多目的運動広場の、八重桜3本が満開を迎えました。
「サクランボ」はならないけど、「さくら餅」はなっているように見えます。
八重桜は、食欲を満たす桜ではありませんが、食欲をそそる桜です。
ほのかに桜の香りがする餅の中に餡子。私は桜の葉は一緒に食べる派です。
葉のしょっぱさが、餡子の甘さをひきたてます。
2月の河津桜から始まった公園内の桜の開花は、八重桜で最後になります。
どうぞ最後の春を感じにお立ち寄りください。