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ブログを書いた4人が語る「『JAWS DAYSで人生変わった』は本当か?」 

2021年04月13日 07時00分更新

文● 重森大 編集●大谷イビサ

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実際にJAWS DAYSに参加してみた彼らが、そこに見た景色とは

大谷:次のお題に行きましょう。2つめのお題は「印象的だったこと」です。「なにもわからんけど楽しい!」、これを書いたのは誰ですか?

加我:はい私です! 初参加した2014年のJAWS DAYSの話ですね。社外勉強会さえ参加したことない状態で実際に会場に行ってみたら、人が多いし、それがみんなAWSを使ってるエンジニアだということの衝撃がすごくて。しかもランチが「ELB(Ealstic Lunch Box)」だったりして、エンジニアが楽しめるネタがあちこちにちりばめられていました。面白くて熱に当てられました。

大谷:刺激的な場所だったってことですよね。特にJAWS DAYS 2014は新宿の広い会場にたくさん人が集まっていて、すごくインパクトがありました。この「なにもわからんけど楽しい」って感覚、他の人も感じますか?

織田:その感覚、すごくわかります。言ってることは高尚でよくわからないけど、すごく楽しいんです。

大谷:「言ってることはわかんないけどすげえ楽しい」って言葉にすると乱暴なんだけど、そういう感覚はやっぱりありますよね。「みんな楽しそう。まざりたい」、これも同じですね。

三浦:いまだに技術のことはよくわからないけど、参加してる人も運営してる人も登壇してる人もノリノリで喋っていて、なんかよくわかんないけど楽しそうだなって感じました。勇気を持って参加した懇親会でもずっとAWSの話をしていて、それで大爆笑してましたし。ガンダムとAWSが同じ平面上で語られてました。普段の生活では見ない世界で、混ざってみたいなと思いました。

大谷:では次、「参加している人が楽しそう(特に運営)」は誰?

織田:他の人とかぶっちゃうんですけど、運営の人が楽しそうなのがいいなと思ってます。だからJAWS SONICとかJAWS DAYSとかも運営として参加しました。作ったもので参加者が喜んでくれるとうれしいですね。

大谷:楽しいだけじゃなくて、大変なことももちろんあるんですよね?

織田:もう全然大変ですけどね(笑)

大谷:大変だけど乗り切れるんですね。エンジニアの人って、大変なときに楽しそうですよね? 炎上したーって盛り上がったり。記者には全然わかんないんだけど(笑)。

三浦:わかります。「しかたないなあ、やってやるか」って腕まくりなんかしちゃったり。

大谷:「ぼっちは自分だけじゃない」は私です。さっきも言ったんですけど、記者だったので孤独感があったんです。でもみんな同じようなことを考えていたんだなって、あとからブログとかを読んでわかって。それが印象的でした。

JAWS DAYSを経験した彼らの世界は広がり、友達は増え、背も伸びた!?

大谷:お題3は、「JAWS DAYSに参加して何が変わった?」です。えーと、「背が伸びた……はウソだけど、体重は増えた、仕事も増えた(変わった?)」ってのは……JAWS DAYSに行った翌朝にドアに頭をぶつけて背が伸びたわー、って感じですか?

三浦:JAWS DAYSの翌朝、二日酔いで本当にドアに頭ぶつけたのは覚えてます。それで実際に少しくらいは背も伸びたかもしれません(笑)。JAWS DAYSに参加してから週に1回くらいコミュニティに参加するようになって、体重は間違いなく増えました。

大谷:懇親会は楽しいですよね。懇親会が本番、そこでの話題を吸収する前座が勉強会って話もあるほどですし。はい、では次、「世界は広がった。」を書いたのは織田さん?

織田:世界というか視界が広がりました。支部やイベントの運営をやる中で色々な人の意見にふれて「こういう考え方があるんだ」と知ることが、普段の仕事以上に多くあります。今回、実行委員の山口さんや吉江さんたちと一緒に運営メンバーをやって、リーダーシップのある人からは「やりきるんだ」っていうパッションを感じましたし、広い世界が見えるようになりました。

大谷:次は「ともだちができた!」……って、子どもじゃないんだから。でもこれも、その通りですよね。

加我:友達って書くと小学生かって思われるかもしれないけど、技術とか人生をまじめに話せる友達が、本当にいっぱいできたんですよ。

大谷:社会人になってからともだちを作るのは大変。むかし金春さんも言っていたけど、世界に、日本中に友達ができるというのは新鮮な体験です。一度繋がったらFacebookとかでいつもやりとりしてるから、三浦さんも遠くにいる感じがしませんし。

続いて「山手線の外に出られた」って、これは私ですね。ITの記者の仕事って、山手線の中で済んでしまうんですよ。発表会やイベントって、ほとんど赤坂とか六本木とか大手町とか新宿とかでやるので。確かにITの市場はほとんどは首都圏だという話はあるけれど、それだけでは狭い世界しか見えていませんでした。だから地方の勉強会に行って地元の人と話して、ITの感覚とかリテラシーの感覚を感じることができるのが新鮮で、JAWS DAYSもだけど地方開催のJAWS FESTAが好きなんですよ。色々なところに行くきっかけになりました。

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