東京国立博物館の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」と合わせて楽しもう
国宝「鳥獣戯画」の徹底解説と鑑賞ができるVR作品「鳥獣戯画 超入門!」
2021年04月12日 17時00分更新
凸版印刷は4月12日、独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館と独立行政法人国立文化財機構文化財活用センターと共同で、栂尾山が所蔵する国宝「鳥獣戯画」を鑑賞するVR作品「鳥獣戯画 超入門!」を製作したと発表した。東京国立博物館・東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で4月14日から公開される。
4月13日から東京国立博物館にて開催される、特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」では、VR作品の中で紹介する甲巻を含む全4巻全場面が展示され、VR作品とあわせて鑑賞することで、作品への理解が深まるとのこと。
本VR作品では、平安時代の後期から鎌倉時代につくられた国宝「鳥獣戯画」の甲・乙・丙・丁の全4巻のうち、主に甲巻にスポットを当て、動物たちの動きや表情に注目して「何が」「どのように」描かれているのか、描かれた当時の文化、風習にも触れながら詳しく解説する。
冒頭では、甲巻に登場する動物たちの様子を臨場感のあるアニメーションで表現。また来場者に配布するミュージアムシアターオリジナルうちわを使用し、出題される甲巻にまつわるクイズに参加できる。
上映期間は7月11日までで、上映時間は12時、13時、14時、15時、16時(土日祝日のみ11時も上映)。所要時間はおよそ35分、定員は48名(新型コロナウィルスの感染拡大予防のため、当面の間制限)。鑑賞料金は、高校生以上が600円、中学生・小学生が300円、未就学児、障がい者とその介護者各1名無料となっている。チケットは、シアター前チケット売場で購入できる。
なお、博物館の入館にはオンラインでの事前予約が必要で、祝日を除く、月曜日・火曜日はシアター休演日。
また、上演終了後、本VR作品の画像をスクリーンに投影し、記念撮影会を実施。撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR鳥獣戯画」または「#FrolickingAnimalsVR 」 をつけてSNSに投稿した参加者に、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントする。投稿した画面をカウンタースタッフに提示することで交換できる。
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」の詳細については下記リンクから。