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NECソリューションイノベータ、フルテック、共立アイコムの3者と協力

聖マリアンナ医科大学病院、安全性と利便性に配慮した自動ドアの実証実験を開始

2021年04月12日 15時40分更新

文● ASCII

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 聖マリアンナ医科大学病院(以下:聖マリアンナ医大病院)は4月12日、NECソリューションイノベータ、フルテック、共立アイコムの3者とともに、AIによる画像解析技術とデジタルサイネージを活用し、より高い安全性に配慮した自動ドアの実証実験を川崎市の同病院にて実施することを発表した。

 同病院のメインエントランスは、病院前のバス停からまとまった人数の来院者が通行することに加え、新型コロナウイルス感染症対策として体表温の検温を行なっているため、エントランスの混雑と来院者の安全対策に課題を抱えていた。

 そこで同病院はエントランスに、カメラとデジタルサイネージ付きの自動ドアを設置することでカメラ画像から来院者の様態を検知し、自動ドアの開閉スピードや開放時間などを制御(車いすの来院者が通行する際は、デジタルサイネージの表示で相対する来院者に注意喚起する)。

 また提示による周知をデジタルサイネージの配信に切り替えることで、来院者の利便性の向上も図る。

 加えて、カメラ画像を分析し、来院者の様態、入退場者数の情報を収集し、院内の混雑状況を把握することで、換気作業の判断に活用するほか、混雑状況・予測の公開などにも取り組んでいくという。

 本実験は4月19日から6月30日まで行なわれる。

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