ブロックチェーン証明書スタートアップLasTrustは4月6日、角川ドワンゴ学園N高等学校の卒業生約4300名にブロックチェーン卒業証書を提供したことを発表した。
ブロックチェーン卒業証書は、LasTrustが提供するブロックチェーン証明書発行SaaS「CloudCerts」から発行した。証明書発行元の企業は、証明書の原本になるデータをCloudCertsを介してブロックチェーン上に記録することで、改ざんできない公式なデジタル証明書を発行できる。
ブロックチェーン証明書はスマホやウェブブラウザー上で閲覧・管理ができるのでSNSアップロード、採用担当者へメール送付などができる。また、証明書の書式とデータが正しいことを検証する機能がオープンソースであること、証明書のデータをパブリックブロックチェーン上に記録することで、証明書発行元が閉業、あるいはサービスを停止した場合でも証明書の正しさが担保され、非中央集権的にデータの信頼性が持続する。
学修者の学習履歴がブロックチェーンネットワークで分散的に記録されるため、共有がスムーズになり、学修者は学んだ実績やスキルの外部共有、キャリアパスの最適化が期待できる。