端末と回線の独自のコントロールにより、主に子供またはシニア世代を対象とした“見守り”が可能なモバイルサービスを提供するトーンモバイル。そのトーンモバイルが新型Androidスマートフォン「TONE e21」とバージョンアップした新サービスを発表した。
まずは、ハードウェアのTONE e21。価格は2万1780円というお手頃価格でありながら、4眼カメラ(4800万画素+広角800万画素+マクロ800万画素+深度200万画素)に加え、6.53型の大型液晶(1080×2340)、6GBメモリー、128GBストレージ、4000mAhバッテリーなどを搭載。安心かつ安全に利用できるとしている。
ネットサービスとしては、今年3月にプラン内容を変更。月1100円の料金はトーンモバイル開始時から変わらないが、この金額で070/080/090の電話番号も付くようになり、050番号の電話サービスとダブルで利用可能。動画視聴以外は“ギガ”使い放題となっている。
セキュリティー面では、TONE e21は指紋認証と顔認証のダブルの生体認証に対応。070/080/090番号、050番号のIP電話の両方で、詐欺などの可能性がある電話番号からの着信時に警告を表示する機能を装備。また、コロナ禍の生活様式の変化に合わせて、「密」状態の検知・記録機能や活動量計、頻繁に訪問する場所などを記録する機能も持つ。
子供/シニアの見守り機能としては、対象となるスマホの位置情報、歩きスマホをしているか、バッテリー残量の低下まで常に確認可能になったほか、家族間でメッセージをやり取りできるオリジナルのメッセンジャー機能も用意される。
さらにAndroidとiPhoneの連携も強化。トーンモバイルの端末をハブにiPhoneとAndroid間でファイル共有を簡単にできるようにする「One Drop」機能も追加されている。