NTTドコモは3月29日、預かった携帯電話に保存されているデータ、設定を残した状態で修理を実施する「預かり修理(データあり)」サービスの提供を4月1日に開始すると発表した。
これまで預かり修理は修理拠点のセキュリティーの観点から、携帯電話のデータや設定をユーザー自身で初期化してから修理の受け付けをしていた。本サービスは、修理拠点のセキュリティー強化や修理工程の見直しを実現し、データを削除することなく修理を実施し、携帯電話をそのまま返却することが可能となった。
本サービスは申込をし、修理拠点で実施可能と判断された場合のみ、修理代金とは別に4950円を支払うことで利用できる。実施できないと判断された場合、申込みに関する料金はかからない。
対象機種は、サムスン・シャープ製のHシリーズ(2015年~2016年発売)以降の修理受け付け中のスマホ、タブレット、spモードケータイ(キッズケータイ、データ通信機種を除く)。
受付条件は、申込の修理で「修理品どこでも受取サービス」「見積もり修理」を利用しないことと、申込の際に画面ロック解除コードを申し出することとなっている。