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Ryzen 9 5900X搭載のミドルタワーモデル「Silent-Master NEO B550A」で実力チェック!

Ryzen+RTX 3060 Ti搭載! 静音性と高性能を両立したデスクトップPC「Silent-Master NEO」はゲームや仕事でも大活躍

2021年03月29日 14時00分更新

文● 宮里圭介 編集●市川/ASCII

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リモート会議で重宝するノイズキャンセルが使える!

 ビデオカードはゲームに必須のものだが、ほかの使い道といえば、動画・写真編集の補助機能、AI、マイニング、膨大な処理が必要な科学計算用途で利用する程度だろう。一般用途ではほぼ活躍の場がなかったのだが、「NVIDIA RTX Voice」という、超強力なノイズキャンセリングソフトが登場してから、状況が大きく変わった。

 これはAIを活用した高度な機能で、ドライヤーや掃除機、車の通る音、キータイピング音など、会話のジャマになるノイズを驚くほど除去してくれるというものだ。今では「NVIDIA Broadcast」の機能として利用可能できるので、これを使えば、リモート会議がさらに快適になるのは間違いない。

 とくに打鍵音の大きなメカニカルキーを使っていて、会議に参加した人から文句をいわれた経験がある人なら、この機能のありがたみがわかるだろう。

「NCIVIA Broadcast」は無料で利用可能なソフト。マイクのノイズだけでなく、相手の音を再生する場合でもノイズ除去が可能だ

普段使いの静音パソコンとして
ゲームでもリモートワークでも活躍

 コスパだけを求めるというなら、もっと安く売っているパソコンはあるものの、負荷の変動にわせファン回転数が大きく変化し、騒音をまき散らすようであれば、気持ちよく使えない。静音も性能に含まれると考えている人であれば、Silent-Master NEO B550Aは理想に近い1台となるだろう。

高性能と静音性を両立したデスクトップパソコン。スペックのカスタマイズも自由自在で、自分好みの構成に変更するのもアリだ

 もちろんゲーム中など高負荷が続く場合は、いくらSilent-Master NEO B550Aといっても、それなりの騒音は出る。とはいえ、その音は一般的なパソコンと比べればかなり小さく、水冷パソコンと比べても引けを取らない程度。性能を犠牲にせず、ここまで静音化できるのかと感心するくらいには静かだ。

 BTOパソコンだけあって、スペックのカスタマイズは自由自在。豊富なパーツを取りそろえているサイコムだけに、自分好みの構成へと変更するのも簡単だ。静かなゲーミングパソコンがほしい人、ノートパソコンの性能では満足できない人、リモートワークように高性能パソコンがほしい人など、高性能と静音性を両立したパソコンを探している人なら、きっと満足できるはずだ。

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