成田国際空港と東京国際空港ターミナルは3月25日、NECの生体認証「Bio-IDiom」を有する顔認証技術を搭載したシステムを活用した、新たな搭乗手続き「Face Express」について、4月より実証実験を開始すると発表した。
Face Expressは、航空機に搭乗するユーザーが顔写真を登録することで空港でのその後の手続き(チェックイン、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲート等)で従来必要だった搭乗券やパスポートを提示することなく「顔パス」で通過または手続きできるようになる。
これにより搭乗手続きがスムーズになり、コンタクトレスで手続きができるので新型コロナウイルス感染症対策としても接触リスクが軽減される。
成田空港と羽田空港はそれぞれ4月13日から実証実験を実施し、その後7月より本格運用を開始する予定とのこと。