ヤマハは3月25日、言葉をメロディーにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie」の先行予約受付を開始した。発売は5月13日から。
本製品の発売に向けて同社が行なった調査によると、20~30代の働く女性の84.0%が、ストレスや悩みを完全に吐き出せておらず、身体よりも心に疲れを感じていることが分かった。さらに調査を重ね、働く女性の「仕事後に、疲れた気持ちや張っていた気持ちを緩めたい」というインサイトに応えるべく、本製品の開発が決定された。
本製品は、同社のボーカロイド技術や自動作曲技術等を活用し、あいさつや会話をメロディーにのせて返答する「うたロボ」。およそ30種類の音楽ジャンルに対応し、感情と曲調をリンクさせて歌う。会話を重ねることでCharlieの歌のレベルが上がるため、コミュニケーションを深めれば、多彩な音楽ジャンルを豊かな楽器音とともに歌いこなせるとのこと。
また、人感センサー搭載で、Charlieから自発的に話しかけたり、独り言をつぶやいたりする。
2020年12月から約3週間実施したCharlieのプロトタイプによるモニターアンケートでは、92.0%の人がCharlieの「ココロゆるむ、うたロボ」というコンセプトに共感したと答えた。キャラクター性についても92.0%もの人が気に入ったと回答している。
価格は、2万4800円。予約はCharlie公式ウェブサイトから。
なお、本製品の動作には「Charlieプラン」(月額使用料490円)への加入と無線LAN環境が必要。詳細はCharlie公式ウェブサイトにて確認できる。