Astell&Kernのハイレゾ対応USB DACケーブル「PEE51 AK USB-C Dual DAC Amplifier Cable」(PEE51)が4月23日に発売となる。価格は1万4980円で、3月26日から先行予約を受け付ける。
PEE51は、バスパワー駆動で使えるケーブルタイプのUSB DACだ。片側をPCやスマホのUSB Type-C端子につなぎ、もう一方にヘッドホン(3.5mm)を接続して使用する。Astell&Kernらしい光と影をイメージしたデザインも印象的だ。小石のような触感の亜鉛合金製ハウジングとなっている。本体サイズは幅17×奥行き10.3×高さ50mm。ケーブル長は6cmで、重量は約25g。
シーラス・ロジック製のMaster Hi-Fi DAC「CS41198」をデュアルで搭載。最大384kHz/24bitのPCM、最大11.2MHzのDSD音源のネイティブ再生が可能だ。これに独立したアナログアンプを組み合わせている。アンプは2Vrmsと高出力だ。
14×41mmの6層PCB基板上に、マイクロ抵抗とタンタルコンデンサーなどAstell&Kern用にカスタマイズしたパーツを置いている。オーディオ回路の最適化や電力変動の悪影響を減らして、高音質化につながるという。ノイズに強い4芯ケーブルを使用している。線材は0.5mmの銅に0.3μmのシルバーコートをしたもので通常(0.1~0.15μm)より太く、中央に引っ張り強度が高い(最大200N)アラミド繊維を入れている。また、各芯線には個別のシールドを入れている。
周波数特性は20Hz~20kHz(±0.03dB)、S/N比は118dB、THD+Nは0.0004%、IMDは0.0003%、出力インピーダンスは2Ω。
なお、リモコン付きマイクを使用した場合、マイク機能や再生/停止などのコントロールはできないという。