ソニーは、35mmフルサイズ対応α(Alpha)Eマウントレンズの新商品として、焦点距離50mmの大口径標準単焦点レンズGマスター「FE 50mm F1.2 GM」を4月23日に発売する。価格はオープンプライスで、実売価格は28万円前後となる見込み。
本製品は、3枚の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズを搭載し、絞り開放から周辺部の隅々までの高い解像性能と、美しくやわらかなぼけ描写を両立。最先端のレンズコーティング技術である「ナノARコーティング II」を施すことで、フレアやゴーストを抑制したクリアで抜けの良い描写が可能とする。
高推力のXD(eXtreme Dynamic)リニアモーターを搭載し、静止画・動画撮影の双方に適した、高速・高精度・高追従かつ静粛なオートフォーカスを搭載。また、最新の光学・メカニカル技術により、F1.2の大口径レンズながら機動力ある小型軽量サイズ(φ87x108mm、778g)など、操作性が高い点も特徴としている。
低照度下でも速いシャッタースピードを確保して被写体のブレを防ぐと同時に、開放F値1.2からの画面全域での高い解像性能と、大口径による特性を生かした自然なぼけ表現が可能。ポートレートやウエディング撮影をはじめとした幅広いシーンに対応する。
側面と上面の2カ所にカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを配置するほか、絞りリングや絞りクリックオン/オフスイッチ、リニア・レスポンスMFを採用している。