西区を除いたすべての区に農地があり、多彩な農産物を生産している横浜市。小松菜の収穫量は全国1位を誇り、横浜を代表する野菜のひとつだ。そこで、市園芸協会野菜立毛品評会の小松菜部門で優秀賞を10年連続で受賞している、都筑区で小松菜を栽培する城田朝成さんに注目。
小松菜栽培について伺うと「特にこだわりはないけど“食べるものを作っている”を念頭に栽培しています。クオリティファーストになると過度な農薬の使用などになってきてしまうので」と。こだわりがないというが、畑は雑草がほとんどなくきれいに並んだ小松菜が広がり、成長の状況を毎日チェックするなど、管理が行き届いた証。新鮮な小松菜は生食もおすすめで、ぜひ地物の小松菜をゲットしてみて。
次に、港北区高田の丘の上に建つ養鶏場では鶏にモーツァルトの胎教音楽を聞かせている。「場内にクラシック音楽を流したら規格外の卵が減ったのだよ。データを取っているわけではないが、音楽を流すことで鶏のストレスが軽減されたのではと思っています」と、オーナーの箕輪さん。箕輪養鶏場の卵は高品質な餌をあげることで黄身の色が濃く卵の味わいを満喫できるとのこと。市内に設置した自動販売機で購入できるのも特徴だ。
ほかにも金沢区のシイタケ農家「永島農園」のおひさましいたけや、瀬谷区の「オーガスタミルクファーム」のハマッ子牛乳680円など、横浜生まれのおいしい産直情報がギュッと詰まっています。地元の食材をたくさん食べて生産者さんを応援しよう!
(取材担当/橘 孝枝)
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