ソフトバンクは、3月17日に開始するオンライン専業の新料金ブランド「LINEMO」において、通話定額のオプションが加入から1年間、月500円(以下、すべて税抜)割引になる「通話オプション割引キャンペーン」を展開することを発表した。
通話定額付きのまま値下げしたahamo対抗か
オプションが対象とは言え、期間限定の割引が復活
LINEMOの通話定額オプションには、1回5分まで国内通話が定額となる「通話準定額」(月500円)と、国内通話かけ放題の「通話定額」(月1500円)の2つがあるが、今回の割引対象はこの両方。これにより、LINEMOは1回5分までの定額を付けても、最初の1年は月2480円で利用できる形となる。
3大キャリアの新料金については、ドコモ「ahamo」とそれに追従したソフトバンクが、月20GBの通信量に1回5分までの通話定額付きで月2980円という内容で昨年12月に発表。それに対して、au「povo」は、通話定額をオプション化することで月2480円で登場。「音声通話はアプリで済ませるので通話定額は要らない」と考えるユーザーから歓迎の声が多く聞かれた。
その後、ソフトバンク「LINEMO」がやはり通話定額のオプション化で月2480円に。これに対して、ドコモ「ahamo」は通話定額付きのままで月2700円に開始前に値下げ。auとソフトバンクがどういう対応を見せるかに注目が集まっていた。