KDDIは25日、「povo」を3月23日に開始することを発表するとともに、サービスの詳細についても公表している。
契約事務手数料無料、対応端末はauスマホとiPhone 8以降
家族割のカウントは今夏までの申し込みは対象に
povoは20GBの通信量で、月2480円(以下、すべて税抜)で利用できるauの新たな料金ブランド。通話定額はすべてオプションとなっており、1回5分以内が月500円、かけ放題が月1500円で追加可能。また、1回200円でそこから24時間データ使い放題が可能なオプションが、他社には無いサービスとして注目を集めている。
サービスの詳細としては、キャリアメールがない点、テザリングは追加料金なしで利用できる点はこれまで公表されていたとおり。契約事務手数料、契約解除料、au/UQ mobileといったKDDIの他ブランドとの移行手数料もすべて0円となっている。
対応端末については「auスマートフォン」という表現がなされている。具体的には、auで販売しているVoLTE対応のAndroidスマホおよびiPhone 8以降。
auブランドにあって、povoにないサービスとしては前述のキャリアメールのほかに、留守番電話サービスもある。国際ローミングは利用可能だが、開始時期はまだ未定。
割引では固定回線セット割の「auスマートバリュー」に加え、家族割やスマイルハート割引も無し。auブランドに残っている家族の割引に影響する、「家族割プラス」のカウントについては「対象外」となっているが、これを対象扱いとするドコモ「ahamo」への対抗のためか、今夏までの加入者については「早期申込特典」として、カウント対象にするとしている。
なお、現在auでスマートフォンを分割払いしている場合でも、そのままpovoに移行が可能。また、「かえトクプログラム」もそのまま継続して利用できる。