NTTドコモは2月15日、モバイル社会研究所より、仕事関係の相手に日常会話を伝える手段についての調査レポートを発表した。
本レポートは、全国の15~79歳の男女を対象に、2020年1月にウェブで実施した「2020年一般向けモバイル動向調査」の結果をまとめたもの。有効回答数は6925としている。
(1)仕事関係の相手との会話は
「LINEのメッセージ」「スマホでの通話」が約4割
仕事関係の相手に日常会話を伝える手段について調査した結果、「LINEでのメッセージ」、「スマホ・ケータイでの通話(LINE通話含む)」、「直接会って伝える」がおよそ4割となった。
特に若年層で「LINEでのメッセージ」を利用する人は多く、男性10代・20代ではおよそ5割、女性10~30代では6割以上となっている。女性は全体で54.2%が仕事関係の相手と「LINEでのメッセージ」を利用していたが、男性は全体で32.4%となった。特にシニアの男性は「LINEでのメッセージ」で仕事関係の相手と会話をしている人は少なかった。
(2)70代は男女ともに4割超が
仕事関係の相手との会話に「家の固定電話」を利用
一方で、シニアは「家の固定電話での通話」、「スマホ・ケータイでの通話(LINE通話含む)」など「通話」を利用している人も多かった。若年層では男女ともに仕事関係との会話に「家の固定電話」を利用する人が少ないが、70代は「家の固定電話」で仕事関係の相手と会話をしている人が4割を超えた。
また、仕事関係の相手との会話に「スマホ・ケータイでのメール」を利用する人は男女ともおよそ25%となった。「パソコンでのメール」を利用する人は男性が31.6%、女性は18.2%と男性の方が高かった。