KDDIとKDDI総合研究所は2月15日、「新音楽視聴体験 音のVR」アプリにて新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏によるクラシック鑑賞体験を配信した。
KDDI総合研究所開発の「音のVR」は、360度動画の見たい・聴きたい部分に自由自在にフォーカスできるインタラクティブ視聴技術。最大360度8Kビデオ・360度3Dオーディオから、空間的に自然な広がりと定位を持つ、任意の範囲の音場をリアルタイムに合成、再生する。
新型コロナウイルス感染症の影響で、コンサートやイベント実施の制限が続くなか、十分な活動や表現ができない音楽関係者の新しい挑戦や課題解決をサポートするために、5G時代の新しい通信技術「音のVR」を活用した新しい音楽鑑賞体験を提案。
配信コンテンツは以下の5曲
1. 弦楽五重奏 パッヘルベル作曲「カノン」より
2. 木管五重奏 ハイドン作曲「ディベルティメント 変ロ長調 1、2楽章」
3. 金管五重奏 オッフェンバック作曲「天国と地獄」よりカンカン
4. パーカッション アクトン・オストリン作曲「パーカッション組曲」
5. 管弦楽アンサンブル ラベル作曲「ボレロ」より
音のVRアプリはiOS 13.0以降のiPhone、iPad、およびiPod touchで動作する。