ウェザーニューズは2月8日、花粉観測機「ポールンロボ」で基準を超える花粉が観測されたことやユーザーからの症状報告を総合して、関東南部から九州の1都16県が2月7日までに花粉シーズンに突入したことを発表した。
花粉シーズンの開始時期は、関東南部で概ね平年並となったものの、東海から九州では平年より5日~10日ほど早いシーズン開始とのこと。
2月は低気圧や高気圧が次々と通過して周期的に天気が変わる見込み。気温は全国的に平年より高くなる予想で、西・東日本では飛散開始のエリアがさらに拡大し、既に花粉シーズンに入っているエリアでは本格的な飛散が始まる見込みとしている。
2021年のスギ・ヒノキの花粉飛散量は全国的に平年を下回る予想。飛散量が少なかった2020年と比べると花粉の飛散量は北海道と東北北部の一部を除いたほとんどの地域で多くなる予想で、2020年に比べて飛散量が2倍を大きく上回る地域もあるとされる。全国平均では2020年比で160%程度になる見込みとしている。