高機能ストレージ「Drobo」でデジタルライフをアップデート 第11回
データやアプリの移動方法も紹介中
Cドライブが容量不足?だったらDroboで解消しよう!
2021年02月16日 11時00分更新
HDDの取り付け
ソフトウェアのインストールが済んだらHDDの取り付けを行う。Droboを使い始めるには最低限2台のHDDがあればいい。あとから増設するのは簡単なので、最初はひとまず2台搭載し、必要に応じて追加していくのがおすすめだ。
HDDを取り付ける際は、まず本体正面の「drobo」のロゴがついたマグネット吸着式のカバーに指を引っ掛けて取り外す。するとドライブスロットが見えてくるので、そこにHDDをまっすぐ差し込めばいい。スロットの左側にあるグレーのレバーがカチッと引っかかって固定されれば取り付け完了だ(逆に取り外す時は、このレバーを押さえるとドライブの先端が少し飛び出してくるので、それを引っ張り出せばいい)。
配線と電源投入
HDDを取り付けたら、次に電源ケーブルをつなぎ、付属のUSB 3.0ケーブルをDrobo本体とPCに接続する。
あとは本体背面の電源スイッチを押して「Drobo 5C」を起動すれば準備が整う。初回起動時は初期設定などが行われるため少し時間がかかるが、正常に起動するとドライブを取り付けたスロットのLEDが点灯する。
フォーマット
この段階では、まだHDDがフォーマットされておらず、Windowsのエクスプローラーからはアクセスできない状態になっている。そこで、先ほどインストールした「Drobo Dashboard」を立ち上げ、画面上に表示される「Drobo 5C」のイラストをダブルクリックする。
フォーマットするかどうか尋ねるダイアログが表示されるので「はい」を選び、画面の指示にしたがってフォーマット作業を進める。途中でボリューム名を指定する以外はユーザー側ですることがあまりなく、ファイルシステムもWindowsの標準的なNTFSに固定されているので迷うことはないだろう。ボリューム名はデフォルトで「Drobo」が入力されているので、問題なければそのままでOKだ。
フォーマットが完了したあとにエクスプローラーを開くと、「Drobo(D:)」のように、先ほど指定したボリューム名で新しいドライブが追加されているはず。ちなみに、(D:)の部分は光学ドライブや内蔵HDD、パーティションの数などによっても変わってくる(筆者の環境では(I:)になっている)。
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