注目のIntel Evoプラットフォーム対応ノートPC特集 第3回
モバイルノートPCの究極形、Intel Evoプラットフォーム対応注目モデルを紹介【後編】
2021年02月11日 11時00分更新
2021年のノートPCはCPUもGPUも新世代に更新され、買い換え時期をじっと待っていた人には絶好のチャンスとなる。特に、薄型軽量で拡張性も見込めるノートPCが欲しいなら、インテルのTiger LakeことノートPC向け第11世代Coreプロセッサーを搭載した「 Intel Evoプラットフォーム」ロゴが貼られたノートPCを検討してみてはどうだろうか。
従来のインテル製CPUを採用する薄型軽量ノートPCに比べ、CPU性能はもちろん、グラフィック性能が高性能になったほか、Thunderbolt 4といった最新インターフェースによる拡張性や、最新無線LAN規格であるWi-Fi 6もサポートしている。
本稿は、2回にわたって2021年注目のIntel Evoプラットフォームに準拠する薄型軽量ノートPC7製品を簡単に紹介する記事の後編となる。前編で紹介した4製品は20万円近辺のモデルが主だったが、今回は11万9900円~16万4800円前後の比較的安価なモデルを紹介しよう。
12万円以下で買える「HP Spectre x360 13-aw」
HP Spectre x360 13-awの主なスペック | |
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ディスプレー | 13.3インチ液晶(1920×1080ドット、マルチタッチ対応) |
CPU | Core i5-1135G7(4コア/8スレッド、最大4.2GHz) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR4X-3733 8GB(増設・交換不可) |
ストレージ | 256GB SSD(PCIe NVMe M.2) |
無線機能 | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)/ Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB Type-C(Thunderbolt 4対応)×2、USB Type-A(USB 3.1 Gen 1)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、microSDカードリーダー |
ウェブカメラ | 約92万画素(Windows Helloによる顔認証に対応) |
バッテリー駆動時間 | 最大15時間(MobileMark 2018にて計測) |
サイズ/重量 | 307(W)×194.5(D)×16~18.5(H)mm/約1.24kg |
OS | Windows 10 Home 64bit |
Officeソフト | なし |
「HP Spectre x360 13-aw」の「【快適パソコンライフ!】ベーシックモデルG3」は直販サイトで11万9900円というお手頃価格が魅力だ。そのぶん、CPUがCore i5の下位モデルだったり、メモリーが8GBだったりするが、Zoomでリモート会議したり、Office系アプリ(CTOメニューから+1万5400円で「Microsoft Office Home & Business 2019」が追加可能)の作業なら十分なスペックだ。
重さ1.24kg、厚さ最大18.5mmのスリムボディーだが、バッテリー駆動時間は最大15時間(公称値)と長く、スタミナも申し分ない。また、液晶は360度回転するコンバーチブルタイプで、付属のスタイラスでペン入力可能。仕事の資料にメモを入れるも良し、プライベートでイラストを描くも良しといった仕様が嬉しい。Windows Helloによる生体認証は、ウェブカメラと指紋認証の両対応なところも気が利いている。
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