ドコモは2月1日、自動翻訳アプリ「はなして翻訳」において、医療機関や保健所、店舗向けに、新型コロナウイルス感染症対応で利用できる定型文を無償提供することを発表した。
はなして翻訳は、スマホやタブレットを使ってお互いの母国語に翻訳できるアプリ。英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・タイ語・インドネシア語・ロシア語・ベトナム語・ミャンマー語の13ヵ国語に対応している。
今回は使用頻度の高い内容をまとめた定型文機能に、コロナ対応で頻出する約90文を追加した。アプリ画面の定形文リストで定形文もタップすると、選択した定型文が外国語で表示される。
コロナ対応定型文の無償利用期間は6月末までを予定、新型コロナウイルス感染症の状況次第で期間延長も検討しているとのこと。また、4月初旬には定型文の追加も予定している。
ドコモ回線を契約していない事業者も、はなして翻訳アプリをダウンロードすることで利用可能。