AMD Ryzen 5 3500+AMD Radeon RX 5700を搭載
Cyberpunk 2077がフルHDで快適に遊べる、10万円台の高コスパゲーミングPC「G-Tune EM-A」でPCゲーマーデビューを!
Cyberpunk 2077で常時60fps以上を発揮
フルHDで多くのタイトルが快適にプレイ可能
それでは、G-Tune EM-Aのパフォーマンスを確認していこう。まずは、システム全体のパフォーマンスを知ることができる「PCMark 10」(Version 2.1.2506)からだが、今回は無償版でも実行できるPCMark 10“無印”のテストを実行した。
その結果だが、総合スコアは5851で、なかでもEssentialsは1万に迫る勢いを見せているのが印象的だった。Essentialsは、アプリケーションの起動やウェブブラウジングのパフォーマンスを見るテストグループだが、G-Tune EM-Aはこういった基本性能が十分高いといっていい。オフィスアプリケーションのパフォーマンスを測定するProductivityのスコアが次いで高い点も、押さえておきたいポイントだ。
続いて「3DMark」(Version 2.16.7117)のテストに移ろう。その結果だが、4K解像度でのテストとなる「Fire Strike Ultra」や「Time Spy Extreme」では、さすがにスコアが奮わないものの、フルHDでのテストとなるFire Strikeでは1万7000台と高いスコアを発揮した。Fire Strike ExtremeやTime Spyでも十分良好な結果を残しており、G-Tune EM-Aは、1920×1080ドットや2560×1440ドットでのゲームプレイを想定するとよさそうだ。
では、実際のゲームではどうなのか、「Cyberpunk 2077」でのパフォーマンスを見てみよう。ここでは、ライフパス「ノーマッド」を選択し、砂漠地帯「バッドランズ」を車で移動するシーンを選択。解像度を1920×1080ドットに固定し、プリセットを「ウルトラ」「高」「中」と変更しながら、フレームレートを「CapFrameX」(Version 1.5.7)で取得した。なお、CapFrameXの仕様上、最小フレームレートの代わりに、データを並べた際に99%目の値となる99パーセンタイルフレームレートを用いていることを断っておく。
その結果だが、さすがにウルトラ設定では平均フレームレートは60fpsを切り、99パーセンタイルフレームレートも50fpsに届いていない。しかし、高設定では平均フレームレートは70fps弱まで伸び、中設定にいたっては99パーセンタイルフレームレートが70fpsに届きそうなところまでフレームレートが向上している。つまり、高設定もしくは中設定であれば、G-Tune EM-AでCyberpunk 2077をかなり快適にプレイできるといっていいだろう。
さらに、「Fortnite」では、オプションから「最高」に設定したうえでゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得した。その結果だが、1920×1080ドットであれば常時80fps以上のパフォーマンスを発揮している点は立派。2560×1440ドットでも平均フレームレートは60fpsを超えており、描画設定を若干落とせば常時60fps以上のパフォーマンスが得られそうだ。
続いて「Apex Legends」では、描画負荷が最高となるように設定してゲームをプレイ。先のFortniteと同様、Frapsでその間のフレームレートを取得した。ここでは、G-Tune EM-Aは2560×1440ドットで常時100fps以上という非常に高い結果を残した。1920×1080ドットであれば、最小フレームレートは140fps弱まで向上し、高リフレッシュレートのディスプレーと組み合わせて、ほかのプレイヤーより有利に立ち回ることができるかもしれない。
「Tom Clancy's Rainbow Six Siege」でも、G-Tune EM-Aのパフォーマンスは良好だ。ここでは、オプションから総合品質を「最高」に設定。そのうえで、ベンチマークモードを実行し、その間のフレームレートをFrapsで計測した。その結果だが、G-Tune EM-Aは2560×1440ドットで最小フレームレートが160fps弱と非常に高く、1920×1080ドットでは平均フレームレートが250fps以上と、かなり快適にプレイできることは誰の目にも明らかだろう。
さらに「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク(最高品質、総合スコア)」のパフォーマンスも確認しておこう。ここでは、「最高品質」に設定してベンチマークを実行しているが、G-Tune EM-Aは2560×1440ドットで1万をゆうに超えるスコアを発揮。スクウェア・エニックスが示す指標では、スコア7000以上が最高評価とされているため、2560×1440ドットでも快適にプレイできそうだ。
コストパフォーマンスの高さは魅力的
これからゲームを始める人にオススメできる1台
以上のテスト結果から、G-Tune EM-Aのパフォーマンスはかなり高い。とくに1920×1080ドットであれば、ほとんどのゲームで常時60fps以上のフレームレートを発揮し、なかにはTom Clancy's Rainbow Six Siegeのように常時160fps以上のフレームレートを維持できるなど、ハイエンドモデルにも引けを取らない結果となった。特筆すべきは、これだけのパフォーマンスを発揮しながらも、税込みで10万2080円という安価な点だろう。
安価だとパフォーマンスを心配する人も少なくないと思うが、このG-Tune EM-Aでは杞憂に過ぎないと思われる。これからパソコンでゲームを始めたいと考えている人にとって、このG-Tune EM-Aは、コストパフォーマンスが非常に高く、オススメの1台であることは間違いない。
(提供:マウスコンピューター)
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