このページの本文へ

Core i7-10700KでCPUクーラーは簡易水冷を採用

RTX 3070搭載でゲームプレイにおける王道構成、しかもコンパクトでエアフロ―もグッドなミニタワー「G-Tune XM-Z」をチェック

2020年12月04日 16時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「G-Tune XM-Z」

 GeForce 30シリーズの登場により、とても盛り上がりを見せているゲーミングパソコン界隈。そんな中、性能と価格のバランスのよいGeForce RTX 3070が登場し、より人気を博している。マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」からも、GeForce RTX 3070を搭載する「G-Tune XM-Z」が販売中だ。

 G-TuneのGeForce RTX 30シリーズ搭載機は、GeForce RTX 3080を搭載する「G-Tune HM-Z」などのハイエンドモデルも販売されており、最上位級のパソコンのみに採用されているフルタワーケースを採用している。一方のG-Tune XM-Zは、ミニタワーケースを採用。フルタワーと比べて設置面積が狭くすむのに加え、ゲームシーンを考えて作られているため、エアフロ―もしっかりしているのが特徴だ。

コンパクトな筐体で駆動音も静か

シンプルなデザインで、ゲーミングパソコンとしてはコンパクトな筐体

 G-Tune XM-Zのサイズは、およそ幅188.8×奥行395.7×高さ400mm。ゲーミングデスクトップとしては比較的コンパクトで、机の上に設置したり、狭いスペースでもゲーミング環境を構築しやすいのがポイント。

 また、コンパクトながらCPUには簡易水冷クーラーを採用するなど、冷却にはこだわっている。実際にベンチマークなどを計測してみたところ、さすがに高負荷だと少しファンの音がするものの、うるさいと感じるほどではなく、ヘッドセットを付けていればまったく気にならない。

CPUには簡易水冷クーラーを採用

 前面のインターフェースは、USB 3.0×2、HDMI端子、マイク入力、ヘッドフォン出力を備える。インターフェース部分が斜めになっているので、机の上でも下でも周辺機器が接続しやすいのも、細かな配慮として好感が持てる。なお、前面のHDMI端子は、背面から伸びているHDMIケーブルをビデオカードのHDMI端子に接続することで使用可能になる。VR機器などを接続する際は、とても便利だ。

アクセスしやすいように斜めになっている前面インターフェース部分。HDMIも配置しており、VRヘッドマウントディスプレーなどを接続する際に便利

 ケース内部は、電源が上部にあり、ビデオカードとの距離があるため、物理的に熱源を分断できている。NVMe SSDを採用することでベイの配置も最小限になっており、空気の通り道も大きくなっているので、コンパクトながら十分なエアフロ―が確保できているというわけだ。

ケース内部はベイも少なくスッキリとした印象

M.2 SSDはヒートシンク付き

ビデオカードと電源が物理的に離れているのもポイント

基本性能は申し分なし!

 G-Tune XM-Zの標準スペックは、Core i7-10700K、GeForce RTX 3070、16GBメモリー、512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。

 まずは、基本性能からチェックしていこう。マシンの総合性能をチェックできる「PCMark 10」を計測。総合スコアが7342となった。詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が9902、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が9715、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が11166となった。

PCMark 10の結果

 基本性能は言わずもがな、Digital Content Creationも1万越えと高スコアに。ゲームプレイだけでなく、写真・動画編集もしたいという人にも存分にオススメできる。

 CPUのパワーが計測できる「CINEBENCH R23」では、マルチコアが12201pts、シングルコアが1295ptsという結果になった。G-Tune XM-ZのCPUは8コア/16スレッドのCore i7-10700Kを搭載しているため、性能は十分。GeForce RTX 3080や3090を搭載しているのであれば、Core i9なども選択肢に入るが、RTX 3070との組み合わせであれば、Core i7-10700Kで妥当だと思う。

「CINEBENCH R23」の結果

 ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」では、メインストレージのSSDがシーケンシャルリードで1735MB/秒、HDDが204.51MB/秒という結果に。メインストレージは、これ以上に速いSSDも存在するが、ゲームプレイにおいては十分高速。写真・動画編集などでより高速なSSDがほしいという場合は、BTOでサムスンの「PM981」も選択可能なので、そちらをカスタマイズするといいだろう。

メインストレージ(SSD)の結果

セカンドストレージ(HDD)の結果

 また、HDDのほうはプレイするゲームを保存しておくのには不向きなので、あまり遊ばないタイトルのデータをとっておきたいときや、ゲーム以外の写真・動画データや仕事の資料などを保存しておくのに活用するといい。

 最後に「3DMark」をチェックしたところ、「Time Spy」が12750、「Time Spy Extreme」が6307、「Fire Strike」が25174、「Fire Strike Extreme」が15341、Port Royalが7937という結果になった。Time Spyが1万越え、Time Spy Extremeが5000越えと高めの数値を記録しており、さすがはRTX 30シリーズといったところだ。

Time Spy Extremeの結果

Port Royalの結果

3DMarkの結果

ゲームプレイにおいては、今の王道のスペック

 G-Tune XM-Zは、現在の快適にゲームをプレイするための王道といえる構成になっていると感じる。もちろん、グラフィックにかなり力が入っているすごく負荷の高いタイトルを4Kでレイトレーシングもオンでとなってくると、RTX 3080や3090のほうがいいだろうが、FPSなどの競技タイトルを高リフレッシュレートで遊びたい、フルHDでレイトレーシングをオンにしてゲームプレイしたいといった用途であれば、存分に活躍してくれるだろう。

 また、コンパクトなケースで設置しやすく、エアフロ―もしっかりと考えられているので、省スペースな場所でPCゲーム環境を構築したいけど、パソコンはあまり詳しくないという人にもオススメできる1台だ。

試用機の主なスペック
CPU Core i7-10700K
グラフィックス GeForce RTX 3070
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)、2TB HDD
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース USB 3.0×6、USB 3.1、USB 3.1(Type-C)、PS/2 Mini DIN 6ピン、DisplayPort×3(DP→DVI-D変換ケーブル付属)、HDMI、有線LAN端子、ラインイン、ラインアウト、ヘッドフォン出力、マイク入力、リアスピーカー、センタースピーカー、S/PDIF
サイズ/重量 およそ幅188.8×奥行395.7×高さ400mm/約12.1kg
OS Windows 10 Home(64bit)

カテゴリートップへ