BRAUN mini M-1000
1月29日発売
実売価格5980円
P&Gジャパン
https://www.braun.jp/ja-jp
創業100周年を迎えるブラウンが買いたくなっちゃうやつを出してきましたよ。150gのモバイルシェーバー「BRAUN mini」です。小さなモデルなのに充電式、2枚刃という高性能を備えた、ブラウンのiPhone的モバイルモデル。価格も5980円となかなか手ごろで、衝動買いにもってこい!
BRAUN miniは幅27×奥行き110×高さ60mm、重量約150gの小型軽量モデル。出張や出先で使う携帯シェーバーの1つですが、これまでブラウンを含めた携帯シェーバーは「1枚刃/乾電池式」がほとんどだった中、「2枚刃/充電池式」の機能性を売りにします。
刃は長いヒゲをあらかじめ短くカットする「トリマー刃」、さまざまな向きに生えたヒゲをキャッチしながらカットする「ディープキャッチ網刃」の2枚刃仕様。刃はどちらも上下に浮き沈みして、顔のでこぼこに密着させやすくなっています。バッテリーはニッケル水素充電池で稼働時間は最大約40分。ボディは完全防水仕様でお風呂剃りも対応。出張先のホテルなどでも使いやすいですね。
デザインは1962年の名作「シックスタント(Sixtant)」がモデル。パッケージは完全にiPhoneで、思わず「開封の儀」をしたくなりました。全体にデジタルガジェットのようなかっこよさがあり、インターネットおなじみのネタ「新製品について語る開発者のマネ」をするにもうってつけ。丸みを帯びた形ですが握りやすく、濡れてもすべりにくい仕上げになっています。
実際試してみると、予想以上に肌にぴったり密着してよく剃れました。アゴのわきなどは何度か往復させる必要がありましたが、普通に剃るだけなら十分です。ヒゲがあまり濃くなく、クセひげが少ない人なら、もう普段使いにしてしまってもよさそうな気も。
惜しいのは充電コードがUSB Type-Cなど汎用規格ではなく専用規格ということ。フル充電で40分は持つので良いといえば良いのですが、それなら乾電池式の方が便利なような。汎用規格にしなかった理由は完全防水仕様にするためだったそう。同社も発表会で「USB充電が必要ということはわかっている」と話していたので充電周りは次世代機に期待です。
なお日本に先駆けて販売を始めた韓国では、発売直後から爆発的に売れて品切れ中。発売2週間で7000台を売るヒット商品になったということ。これまでのモバイルシェーバー「M-90」の出荷台数が年間1万台ほどだったということなので、ケタ違いの売上を叩き出すことになりそうです。
携帯シェーバーで思い出すのは育児について取材を受けたときのこと。ヒゲを剃るのを忘れ、コンビニであわててT字かみそりを買ったものの、かみそり負けして血まみれになり、「なるべく引きで撮ってください……」とお願いしたことがありました。日常的に取材される機会はないかもしれませんが、ふだん人と会う仕事をしている人は衝動買いしても許されるのではないでしょうか。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ。3歳児くんの保護者です。Facebookでおたより募集中。
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