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光学式ドライブ内蔵で休憩時のDVD鑑賞も、室内の持ち運びは問題なし!

大画面17.3型で作業効率アップ、在宅作業マシンにちょうどいい税別7万円台のお手頃ノートPC「mouse F7」

文●周防克弥 編集●八尋/ASCII

提供: マウスコンピューター

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「mouse F7」

 マウスコンピューターから、税別7万9800円から購入できるお手頃価格の17.3型ノートパソコン「mouse F7」が登場した。ノートパソコンといえば、利便性を重視した15.6型や、持ち運びを重視した13型や14型といった小さなサイズのディスプレーを採用するモバイルノートパソコンを連想する人も多いかもしれない。しかし、長い距離を持ち運ぶほどではないけど、部屋から部屋への移動などのちょっとした移動が可能なマシンが必要な人、デスクトップのように場所を占有されては困るが、できるだけ快適な作業環境がほしいと考える人にとって、17.3型を採用するmouse F7はまさにうってつけといえるだろう。

大画面ディスプレーで作業はひと回り快適に!

 15.6型に比べて一回り大きなディスプレーは格段に見やすくなり、作業性が向上することは間違いない。私は最近、15.6型ノートのデスクトップに置いたアイコンの文字が見えづらくなってきていることもあり、本機は個人的にもとても気になるマシンだ。

 まずはmouse F7の外観をチェック。17.3型を採用しているため、サイズは少々大きめだが、狭額ベゼルデザインになり、いうほど大きいわけではない。本体サイズは実寸でおよそ幅400mm、奥行き270mm。厚みはヒンジ付近のゴム足込みでおよそ32mmとかなり薄く、17.3型にしてはコンパクトになっている。

17.3型ディスプレーを備えるノートパソコンとしてはコンパクトな見た目でとても薄いデザインに見える。素材は樹脂製だが強度は十分に感じる

天板にはメーカーロゴが中央にあるものの、ロゴのカラーが白なのでよりシンプルな感じがする

 重量は実測で約2.324Kgと、数値で見ると重そうではあるが、実際に手に持つとサイズ感的には軽く感じる。今回の試用期間中はリュックに入れて移動を行なってみたが、意外に重さは感じなかった。ただ、ディスプレーサイズが大きいぶん、重さよりも収納できる鞄を探すほうが困難ではあった。

 本体のデザインは、マウスコンピューターのm-Book系に準ずる鋭角的なデザインになっており、左右と手前側は底面に向かって絞り込まれているのもあり、数値以上に薄く感じる。

SDカードスロットはフロントに備わる

インターフェースは左右と前面に配置されていて後側はすっきりしている

 インターフェースの数は十分に用意されているが、右側のUSBが2基とも2.0な点は運用時に確認しておく必要がある。しかし、別途USB 3.1 Type-CやUSB 3.0 Type-Aも備えているため、複数の周辺機器を同時に接続可能だ。

有線LAN端子、ミニD-sub 15ピン、USB 3.1 Type-C、HDMI端子、USB 3.0が並ぶ

電源端子、ヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0 x2、光学式ドライブが並ぶ。こちらのUSB A端子は2.0規格になっているので、接続機器は気を付けよう

 また光学式ドライブが内蔵されているため、DVDを見る際にも15.6型よりも大きな17.3型のほうが、サイズはわずかでも迫力は段違いによくなるので、ノートパソコンで動画を観たい人にもオススメしたい。

DVD/RWドライブが備わる。最近ではすっかり珍しくなってしまったが、あると便利なシーンは結構多い

広々とした幅を活かしたキー配列で使いやすい

テンキーは3列で構成。テンキーのみ配列がちょっと独特なので、少し慣れが必要だ

 キーボードはごく一般的な配列になっており、この部分は個人的にも評価したい点だ。右シフトキーの左側に並ぶキーが、ほかのキーと同じ大きさだったり、スペースキーの左右に「無変換」「変換」キーがちゃんと備わっていたり、十字キーが周辺のほかのキーに混ざってわかりにくいといったこともなく、デスクトップパソコン用に単体で用意されているキーボードと近い配列になっている。

 最近では、マシンのコンパクト化のために一部のキーが狭くなっていたり、十字キーがスペースキーとおなじラインに無理やり配置されていたりなど、実用性よりも見た目を優先する機種も多く、キーボードのどこかがおかしな具合になっているマシンも少なくない。デスクトップパソコンと違い、ノートパソコンはキーボードの交換ができないので、購入するうえでの重要度はかなり高いと私は考えている。

 mouse F7のキーボード配列はとても気に入っている。また配列だけでなくキータッチも重要度は高いのだが、本機のキータッチの感触は軽めで、反発力が弱くちょっとフニャフニャした感じだ。キータッチの好みによるが、キーを押し込めず軽めに打ち込みたい人にはいい評価が得られるだろう。私はキータッチは静かで軽めなほうが好きなので、本機はキータッチもお気に入りだ。

底面。バッテリーの取り外しが可能だ

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