Tiger Lake搭載の14.0型ノートPC「LAVIE N14」と12.5型ノートPC「LAVIE N12」も
NECパーソナルコンピュータ、有機ELパネルのAndroidタブレット「LAVIE T11」を発表
NECパーソナルコンピュータが2021年春の新モデルを発表
NECパーソナルコンピュータは1月19日、14.0型ノートPC「LAVIE N14」と12.5型ノートPC「LAVIE N12」、11型Androidタブレット「LAVIE T11」を発表した。
LAVIE N14とLAVIE N12は第11世代のインテルCoreプロセッサー(コードネーム:Tiger Lake)を搭載するほか、ビデオミーティング機能の快適性の改善や、携帯時の紛失防止機能の搭載、家庭内の安全に配慮した「キッズメニュー」の改善など、「ニューノーマル」を意識した仕様を盛り込んでいる。本稿では、各モデルの主なスペックと特徴を紹介する。
ニューノーマルを意識し、ミーティング機能を強化
「LAVIE N14」は、スタンダードなモデルに位置付けられる、14.0型のノートPC。ヤマハ製の「AudioEngine」に対応し、ミーティング中、音声品質を一人向けの「パーソナルモード」か、複数人向けの「マルチユーザモード」に切り替えられる。
また同じくAudioEngineの機能として、エアコンの音や屋外の騒音を低減したり(ノイズサプレッサ)や、部屋の残響を抑制したり(ルームエコー抑制)といったことが可能だ。相手の声の音量の均一化、ヘッドホンを活用してミーティングに参加する音声設定などにも対応する。
さらに、紛失防止タグ「MAMORIO」のサービスを2年間無償利用できる(3年目以降は有償で延長可能。価格は現時点で未定だが、500円前後を予定している)。置き忘れた際(スマートフォンと離れた際)や、ほかのMAMORIOユーザーが検知した際にスマートフォンにメッセージで通知する機能、主要駅や商業施設にPCが届けられた際に、位置情報と合わせて取得情報を通知する機能など、PCの紛失防止に役立つ機能を利用可能だ。
キッズメニューを刷新し、子供向けの設定やウェブサイトにアクセスしやすくなったほか、プログラミング言語「スクラッチ」を解説付きで学べる機能も搭載した。
デザイン面では、従来の、エッジに向けて緩やかにカーブを描く形状から、直線的でシャープなイメージに刷新している。ヒンジ部を正面から見えにくくし、よりスッキリとした印象に仕上げた。
「N1475/B」と「N1435/B」の2モデルを用意。それぞれの主な仕様は下記の通りだ。
N1475/B:Windows 10 Home(64bit)、Core i7-1165G7、8GBメモリー、512GB SSD(PCIe)、14.0型ディスプレー(1920×1080ドット/IPS)、およそ1.47kg
N1435/B:Windows 10 Home(64bit)、Ryzen 3 3250U、8GBメモリー、256GB SSD(PCIe)、14.0型ディスプレー(1920×1080ドット)、およそ1.46kg
インターフェースとして、USB 3.1端子×1(USB Type-C)、USB 3.0端子×2(Type-A)、HDMI出力端子×1、音声入出力端子×1(3.5mmミニジャック)、有線LAN端子(RJ45)×1を搭載するほか、SDスロットをそなえる。
サイズはおよそ幅327×奥行き225.7×高さ19.2mmで、バッテリー駆動時間は両モデルとも、最大12時間。カラーバリエーションは、店頭向けにはパールホワイト、ネイビーブルーの2色を用意し、公式通販サイトのNEC Direct限定で、パールブラックを用意する。価格はN1475/Bが20万円前後、N1435/Bが15万円前後。1月21日から販売を開始する。