新製品発表オンラインイベント「MSI Premiere 2021:Tech For The Future」
MSI 、オンライン発表会で最新GPUなど2021年の新製品を紹介
MSIは1月14日(日本時間)、新製品発表オンラインイベント「MSI Premiere 2021:Tech For The Future」を開催。本イベントでは、ゲームやクリエイター、ビジネス向けの新製品が多数紹介された。
オープニングでは大迫力のMSI Dragon Gが登場し、続いてヘリコプターが海の上をかけると共に、「MSI RTX 30 SEA HAWK」が現れた。MSI SEA HAWKは、GeForce RTX 30シリーズへのアップグレードすることで高速化し、空冷と液冷の両方の利点を組み合わせることで、専用のファン冷却による静音性とメンテナンスフリーのオールインワンで密閉型液冷ソリューションを実現したという。
次に、雪山にハイエンドゲーマー向けGPU「MSI GeForce RTX 30 SUPRIM」シリーズが登場。耐久性を高めるために堅牢設計を採用し、TRI FROZR 2Sで冷却性能を高めたという。
その他、ゲーミングマウス「MSI CLUTCH GM41 LIGHTWEIGHT」も紹介。ハイエンド光学センサーは、1万6000DPIまでの正確で高速なトラッキングとピンポイントな精度を実現したとする。自社開発したMSI FriXionFreeケーブルを搭載することでマウスパッドやデスク上でのドラッグを最小限に抑えながら、あらゆる動きを確実に滑らせるように設計されたという。
また、GAMING SSDを発表。最大4TBの容量と最大読取速度毎秒7000MB、最大書込速度毎秒6900MBをうたい、平均故障時間が160万時間と耐久性も高い設計としている。
ゲーム向けモニター「MPG ARTYMIS」シリーズは、肉眼に最も近い湾曲率という1000Rを採用し、画面全体を把握しやすく高い没入感を提供するという。また、AIを搭載した独自のゲーミング機能が搭載される。
ステージには最新マザーボード「Intel Z590 MEG」シリーズも登場。MEG Z590 GODLIKEはZ590シリーズのフラッグシップモデルであり、MSIの理想を詰め込んだマザーボードとしている。
また、RGB搭載の水冷クーラー「MPG CORELIQUID K360」を紹介。MSI独自のTORX FAN 4.0を搭載し、より強力なエアフローを生み出し強力に冷却する。更に60mmのTRX FAN 3.0を水冷ヘッド部に搭載しCPUを冷却。また、水冷ヘッド部には2.4インチの液晶ディスプレーを搭載し、動作クロックなどのシステム情報や写真を表示するなどカスタマイズが可能。
クリエイター向けPC「Creator P50」は、インテルCore i9と最新世代のグラフィックカード、Thunderbolt 4ポートを搭載。本体の容量はおよそ5リットルとコンパクトな点が特徴とする。
さらに、ビジネス向けモニター「Modern」シリーズを発表。アンチフリッカーとブルーライトカット機能を搭載しており、長時間の使用でも目に優しい設計としている。IPSパネル搭載で高画質と広い視野角をうたい、スタンドの調整機能も高さ・チルト・スイベル・ピボットに対応。HDMIとUSB Type-C(DP Alt Mode)を搭載し、2系統入力に対応する。
オールインワン(AIO)PCの「Summit」シリーズも発表。設置場所の照明や使用者との距離、室内の人の動きなど使用環境のすべてを検出するセンサーを搭載し、使用環境に応じて画面の明るさなどの設定を自動的に最適化する。Wi-Fi 6に対応するほか、ワイヤレスのマウス・キーボードとウェブカメラも付属しており、テレワーク環境がすぐに構築できるという。
最後に、ドラゴンセンターとクリエイタセンターを統合したユーティリティ―ツール「MSIセンター」を発表した。MSIセンターはゲーミングモデルとクリエイターモデルの両方に対応し、自由にカスタマイズが可能。AIエンジンを搭載した新機能も多数搭載しており、ノイズキャンセルを始めとするサウンド機能やiOSデバイスをサブモニターとして使用できるDuetディスプレー、画像ファイルを整理して自動的に追加するSmart Image Finderなどを搭載する。また、音声入力で画像検索やアプリケーションを開けるVoice Command、最新のAAAゲームとMystic Light・Ambient Linkと同期が可能。
本イベントのアーカイブはこちらから視聴できる。