eSportsシーンでも耐える前提のケース開発で超快適ゲームプレイが可能
140mmファンでしっかり冷却、Ryzen 5とRTX 3060 Ti搭載で性能&価格のバランスもいいゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア) XA5R-R36T」
2021年01月13日 13時00分更新
2020年は、CPUとGPUのメジャーアップデートが続いた。ハイエンドからミドルクラスへと拡充が進み、2021年1月時点ではミドルクラスのBTOパソコンも豊富に登場している。またCPUとGPUの更新期になると、購入タイミング的に今使用しているパソコンのパワー不足も感じがちになる。とくに4年以上前に導入したパソコンであれば、なおさらだ。
そこで今回は、15万9980円(税別)からで、Ryzen 5 5600XとGeForce RTX 3060 Tiを搭載するミドルクラスの「GALLERIA XA5R-R36T」をチェックしていく。フルHDやWQHDであればグラフィック設定を高くしたり、フレームレートを稼いだりしやすい、お買い得モデルだ。
GALLERIA XA5R-R36Tは、2020年に刷新されたあらたな共通筐体を採用している。ゲーミング用途を意識して開発されたもので、使い勝手とメンテナンスのしやすさが魅力のケースだ。もちろん、冷却性能と静音性のバランスも考慮しており、ゲームに没入しやすくなっている。
サイズはおよそ幅220×奥行440×高さ480mmで、本体正面下部と左右から吸気し、天板と背面から排気する。幅は、ほかの一般的なケースと比較してみるとやや幅広なのだが、これは低回転で冷却性能を確保できる140mmファンを搭載しているためだ。
140mmファンを正面、天板、背面の3ヶ所に設置し、また大型空冷CPUクーラーを搭載もしやすく、動作時の騒音を最小限に抑えつつ、高い冷却性能を確保している。eSportsシーンでも耐える前提のケース開発の恩恵でもあり、マシンの熱と騒音をあまり考えないでゲームプレイに集中しやすいと捉えておくといいだろう。
インターフェースは正面と背面にある。正面にはUSB 3.2 Gen1 Type-Ax4、ヘッドフォン端子、マイク端子があり、背面にはPS/2×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×6、有線LAN、オーディオ出力がある。映像出力はHDMI 2.1x1、DisplayPort 1.4ax3となっている。なおWi-Fiはカスタマイズから追加可能だ。
さて。ケース内を見てみよう。試用機では、マザーボードである「ASRock B550 TW」や定番CPUクーラー「Scythe 虎徹 MarkⅡ」を確認できるほか、下部には3.5インチシャドウベイ×2がある。シャドウベイは取り付けしやすいタイプになっており、両側面のパネルを外すことでSATAケーブルと電源ケーブルのマネージメントもしやすい。ストレージを流用する予定であれば、この点はありがたい部分になるだろう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | |
CPU | Ryzen 5 5600X(3.7GHz~4.6GHz)、6コア/12スレッド |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
マザーボード | ASRock B550 TW (AMD B550チップセットATXマザーボード) |
PCケース | ガレリア専用 SKケース |
内蔵ドライブ | ー(カスタマイズで選択可能) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
サイズ | およそ幅220×奥行440×高さ480mm |
OS | Windows 10 Home(64bit) |