「Call of Duty: Black Ops Cold War」はRadeon RX 6900 XTで120fps!豊富なゲームモードで大満足のボリューム
2021年01月08日 11時00分更新
■ゲームタイトル:Call of Duty: Black Ops Cold War
■メーカー名:Activision Publishing, Inc.
■価格情報:8690円
■公式サイト:https://www.callofduty.com/ja/blackopscoldwar
冷戦期を舞台にした、近未来戦ではない「Black Ops」シリーズ再び
「Call of Duty」といえば、現在まで非常に多くの関連作がリリースされており、FPSシューターの代名詞とも言える人気タイトルの1つだ。同シリーズには現代戦をテーマにした「Modern Warfare」シリーズ、1980年代から近未来を舞台にした「Black Ops」シリーズなど複数の系統があるが、さきごろ販売開始された最新作「Call of Duty: Black Ops Cold War」は、シリーズが進むごとに近未来戦に重きを置いていた「Black Ops」の舞台を、再び1980年代に引き戻した作品になっている。
2018年発売のシリーズ前作品「Call of Duty: Black Ops 4」は、キャンペーンモードを廃止し、独自のバトルロイヤルモードなどのマルチプレイに特化したタイトルだった。一方で、本作は“Black Opsシリーズの正統的な続編”であることを謳っており、冷戦期を舞台にしたキャンペーンモードが復活。
さらには、おなじみのマルチプレイヤーモードやゾンビモードに加え、すでにサービス開始済みのバトルロイヤルゲーム「Warzone」モードを統合することにより、1本で豊富なモードを楽しめるバラエティー性に富んだ作品になっている。
過去作のユーザーにとって注目なのが、キャンペーンモードの存在だろう。本作のキャンペーンモードは、先に述べた通り1980年代の冷戦期が舞台だ。特殊任務に従事するCIAの少人数チームを主役に据え、ソビエトの諜報員「ペルセウス」に関わる計画を阻止するために世界各地を転戦する、というのが大まかなストーリー。
時系列的には初代「Black Ops」と「Black Ops 2」の間にあたる出来事が描かれているわけだが、こうした舞台設定の結果として、過去作に登場したおなじみのキャラクターが多数登場する。このあたりが、正統続編たる所以というわけだ。
プレイヤーが操作するキャラクターはステージによって何人か存在するが、多くのステージでプレイヤーの分身となるのが、CIAの工作員として作戦に従事する「ベル」。ベルには固有のキャラクター性があらかじめ設定されておらず、プレイヤーが性別(男性・女性以外も選択可)や本名・出生地・来歴など、キャンペーンの開始時にある程度自由に設定できる。
また、心理学的特性を最大2つまで設定でき、これにより能力にボーナスを得ることも可能だ。シンプルに便利なものを選んでもいいし、いわゆるロールプレイも楽しめるなど、幅を持たせている。
ちなみにステージによっては、チームの一員であり、初代「Black Ops」の主人公だったアレックス・メイソンを操作する場合も。彼に限らず、折に触れて関係者や見知った名前が登場するため、過去作プレイヤーであれば、いくつかの場面やシチュエーションで思わず懐かしさを感じるかもしれない。
キャンペーンモード全体は、部分的に乗り物や銃座を操作するといった特殊なアクションがあるものの、基本的にはシンプルな王道FPSシューターとして楽しめる。しっかりヘッドショットを狙っていかないと倒しきれずに反撃される場面はあるが、難易度はかなり細かく分けられており、チャプターごとに変更も可能なので、自分にあったレベルで楽しめるはずだ。
武器に関しては開始時点の装備に加え、敵が落としたものを拾って活用できる。また、各ステージで時折登場する選択肢の選び方によっては、結末が分岐する。衝撃的な展開になることもあるため、このあたりはよく考えて選ぶのがいいだろう。