2020年夏に発表された、推し家電大賞2020。カメラ部門ではソニーやキヤノンのミラーレスカメラが選出されましたが、僕が今年が買ったカメラは富士フイルムの「X-T4」でした。
「X-T4」はメーカー発表時に取材にも行ったのですが、実はその時からめっっっちゃ気になっていたんです。でも、今年は新型コロナウイルスの影響もあるし、新しいカメラ買ってもな〜って、そんな気持ちが少なからずありまして。まぁ結局買ったんですけどね!
僕が考える、理想のミラーレス
もともと、2世代前のモデルである「X-T2」を使っていたのですが、「X-T4」は僕にとって理想的なスペックだったんです。ボディ内手ブレ補正(IBIS)、4K60pの動画撮影、そしてフジならではの絵作り。「X-T2」からやや大きくなってしまうもののそれでもコンパクトな部類ですし、フットワークと機能を見事に両立したスペックだと感じていました。
とはいえ、今使っている「X-T2」に特に不満はない。動画も本格的にやってるわけじゃないし、4K60pが使えても手に余る。そうやって自分を誤魔化してきましたが、その物欲は秋頃に爆発してしまいました。「あ、もう無理。買うわ」って、そんな不意のノリでポチってしまいましたとさ。
でもほら、いつか買うと決めているモノって、今買うか後で買うかの違いなだけじゃないですか。じゃあ今買っておいたほうがその欲しかったモノに触れている時間が長くなるわけですから、むしろトータルでお得とも言える。つまり欲しい物を手に入れるのは、人生スケールで見るとお得なんですよ(極論&暴論&真理)。
仕事もプライベートも、さらに充実
富士フイルムのカメラは、フィルムシミュレーションという独自の絵作りが特徴。しかもその絵作りは動画撮影にも適用できます。例えば以下の動画は、「クラシックネガ」というフィルムシミュレーションで撮影して、適当に繋げて編集しただけのもの。
こんな感じのエモエモな動画が、簡単に作れちゃうのですよ。vimeo的なドキュメンタリーもいつか作ってみたいなと思っていたのですが、グレーディングせずともこれだけ良い色になるなら、普段からバンバン撮影したくなるよねぇ。
もちろん、スチルだって優秀。作例をいくつか自慢させて下さい。レンズは定番の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」。
強力なIBISのおかげで歩留まりもよし、フィルムシミュレーションで絵作りのバリエーションもよし。お散歩カメラとしても完璧な相棒です。
個人的には富士フイルムというメーカー自体にも注目していて、開発陣による座談会動画などをYouTubeで公開していたりと、カメラメーカー全体を俯瞰してもユニークな取り組みが目立ちます。そうしたある種の型破り的な姿勢と、堅実かつ惜しみない最新機能の投入に、僕はすっかり惚れてしまったのです。
という次第で、「FUJIFILM X-T4」は仕事での撮影にも、プライベートのカメラ散歩にも、愛用しています。今はこのカメラと13インチのMacBookがジャストで入るカバンを探しているところです。アイ・ラブ・フジ。
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