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ウォッチ不要で位置情報の変化で自動メール送信が可能に!

シチズンRiiiverがスマホ自動化レシピ対応「iiidea」をスマホだけで使う

2020年12月11日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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筆者のオススメiiideaを紹介

 iiidea Playerアプリを介して使えるiiideaは、スタートしたばかりでまだ数が限られている印象だが、順次ストアに追加されている。ここでは、筆者が実用的だと感じた2つのiiideaを紹介しよう。1つ目は「夕飯何食べる?」、2つ目は「今出たよ」だ。

「夕食何食べる?」は料理名をランダムで表示させるiiideaだ

 1つ目の「夕飯何食べる?」は、ボタンを押すと、ランダムで料理名が表示されるという機能だ。何を食べるか決まらない時に、サイコロを投げる代わりに使いたい。ちなみに、苦手な料理ジャンルなどがある場合には、設定画面から表示させたくないものを指定しておける。

STARTを押すと、「うな丼」や「刺身」など料理名が表示された

 ちなみに、2つ以上のiiideaが登録されると、iiidea Playerの「使う」タブは左右スワイプで機能を切り替えられるようになる。iiideaの数が増えて並び順を変えたくなった場合には、「iiidea」タブで画面左上の「並び替え」をタップしてからドラッグ操作で上下を入れ替えると反映されるので覚えておきたい。

「使う」画面では左右スワイプでiiideaを切り替えられる(左)。「iiidea」画面で並び替えも可能だ(右)

 2つ目の「今出たよ」は、位置情報を活用し、特定の場所から出入りしたことをトリガーにして、メールを自動送信する機能だ。子どもの登下校や、会社からの帰宅時など場所の設定次第で応用が効く。

「今出たよ」は特定のエリアからの出入りをトリガーにGmailを送信できるiiideaだ

 設定の段階では、位置情報の使用を許可し、中心地点とエリア半径を指定する必要がある。なお、メールの連携については先述した通りだ。

位置情報の使用は「Appの使用中は許可」を選択しておこう(左)。マップを2本指で操作して、特定のエリアを指定する(右)

エリアの半径は100~1000まで指定可能(左)。メールの内容を指定して「完了」をタップするの流れは先述の通りだ(右)

 なお、こちらのiiideaはボタンを押すことがトリガーになっていないので、「使う」タブを開いても、「動作中」としか表示されない。エリアの境界線を超えて、機能が実行されると「今出たよ iiideaの実行結果を表示する。」という通知が届いた。これをタップしたところ、使うタブの同iiideaの画面で「成功」の文字が表示されていた。

「使う」タブには「動作中」と表示されるだけ(左)。設定した条件を満たすとメールが送信され通知が表示された(右)

 iPhoneの場合、アップル純正の「ショートカット」アプリを使っても自動化レシピが作れるが、ギャラリーにあるレシピを含め、設定操作が分からないと上手く活用できないという側面もある。

 一方、「iiidea Player」はまだできることが限定的ではあるが、明確な目的ごとにiiideaが用意されているので、本記事で紹介したような設定操作の流れを一度追って試しさえすれば、機能を探して使うという流れは扱いやすく感じるはずだ。「Eco-Drive Riiiver」ユーザーでなくとも、やりたいことがマッチするならば、試してみる価値はあるだろう。

 

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