ヘビー級ゲームを実際にプレイして温度をチェック
続いてはCPUとGPUに一定の負荷が掛かるゲームプレイ中の温度を見ていこう。
実際にUWQHD解像度の最高画質品質で、「CONTROL ULTIMATE EDITION」を1時間程度プレイした際のログから10分間の各部温度を抽出して、推移や平均をまとめたほか、プレイ中の最大温度を抽出してまとめた結果が以下になる。
残念ながらBlender Open Data実行時ほどの温度低下は見られなかったが、GeForce RTX 3080のGPUコア(GPU Temperature)や、PCIe×16スロット(PCIEX16)周辺をはじめ、CPUやチップセット、電源回路の各部温度がダウンしている。最大でも6度と大きくはないが、排気の強化でPC内部の温度が下がったのは間違いない。
なお、GPU温度などが大きく低下していることもあるが、これはゲーム中にメニューを開いて負荷が低下した瞬間になる。
また、NF-P14s redux-1500 PWMの回転数制御はCPU温度を基準に行なわれているので、ゲーム中のファン回転数は1000rpm以下を維持し、GPUクーラーファンを含め、PC動作音は気にならないレベルだった。
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