PS5抽選20戦20敗中だがRadeon RX 6800購入権に一発当選
Radeon RX 6800を発売日に購入するも40分後に起きた悲劇
2020年11月26日 13時00分更新
2020年11月20日、Radeon RX 6800シリーズの販売が開始された。リファレンスモデルは、風の噂で出荷本数が少ないらしいと聞いていた。
現在筆者は、PS5抽選バトル19戦19敗、EVGAからのRTX 3080入荷メールを待つこと数ヵ月、そして厄年、あとコミケもないし今年はどうも運が悪い。どうせ当たらないじゃろとツクモの抽選に記念エントリーしたところ、以下のメールが届いた。
厳正なる抽選の結果、 林佑樹 様に「SAPPHIRE SAPRX680016G」購入権が当選致しました。
「CUDAあらずんばGPUにあらず」というくらい筆者はCUDAに支配されているため、真面目に迷っていたところ、「CUDAを使うときだけ、ビデオカードを入れ替えればいいじゃない! コスパがいい以外でアピールできると喜んでいたSapphireにご祝儀よ!」と、AMDのリサ・スーCEOが革ジャンを破きながら叫んだ気がしたので購入を決定した。
12年振りのRadeon購入であり、また12年振りのフルAMD環境への帰還だ。なお、使用中のマザーボードはmini-DTXなので大人しい使い方だとビデオカード2枚差しの選択肢はない。
というわけで、仕事先であるいくつかの媒体に「ごめーん! Radeon RX 6800の購入権が当選しちゃったから原稿なんぞ知らんわ!」と伝えてからツクモパソコン本店で購入した。
17時から事前会計を行なっていたため、解禁19時の時点でも人は少なめ。レジ奥にスタンバイしていたRadeon RX 6800と6800XT群を見ると本数も少なく、Ryzen 5000シリーズ解禁時に比べて静かなものだった。
また解禁翌日以降、思っていた以上に6800の姿を見かけたが(それでも少数だが)、6800と6800XTの価格差は1万2000円~1万4000円ほどとあまり差がなく、Geforce RTX 3070搭載製品のいくつかが6万5000円前後で並んでいることもあり、正直なところ6万9980円~7万7091円というRadeon RX 6800の価格設定には疑問が残る。
初回起動40分後に文鎮化
当初はサクッと組んでサクッとベンチマークをいくつか実行して、消費電力と温度もチェックするレビュー記事にしようと考えていたが、約40分周期でブラックアウトし、Radeon RX 6800がしばらく文鎮化するサプライズイベントに遭遇した。