見たくなる動画がGoogle TVに集まる
テレビ放送を楽しむ方法は?
Chromecastを起動すると、Google TVのホームページとしてユーザーに「おすすめ」のコンテンツが並ぶ。ユーザーの視聴履歴に基づいて興味を引きそうなコンテンツを並べる「あなたへのおすすめ」のほか、ユーザーが端末にインストールしているアプリ、サブスクリプション登録を済ませて視聴を楽しんでいるVOD映像配信サービスの中から「Googleで人気」の作品などが「おすすめ」に集結するようだ。
トップに表示されるグローバルメニューの中から、「映画」と「アプリ」については名前の通りの機能だが、「番組」については少し説明を補足しておきたい。
アメリカではYouTube TVという、ChromecastやPC、スマホなどのデバイスでテレビ放送が楽しめるストリーミングサービスがあって、Chromecastでテレビのライブ放送を視聴したり、録画して後から見ることができる。日本には同じサービスが上陸していないため、アメリカで新しいChromecastに実装されている「Live」「Shows」のタブの役割をやんわりとこの「番組」が肩代わりしている。中をのぞくとテレビで放送されたドラマやアニメなど、現在VODサービスで配信されている「テレビ番組」が元のコンテンツが一望できる。
もしもChromecastでテレビ番組を楽しみたいのであれば、民放放送の見逃し配信サービスが利用できる「TVer」やAbema TVなどのアプリが使える。あるいはそもそも日本には高機能なビデオレコーダーが様々なメーカーから発売されているので、VODが快適に楽しめるChromecastと上手に併用したい。
グローバルメニューの「ライブラリ」には「観たいものリスト」として、ユーザーがブックマークを付けた作品が集められる。Chromecastから、またはユーザーのGoogleアカウントでログインしているスマホやタブレットのブラウザから検索してヒットした作品情報から、ブックマークを付けるとChromecastと連動する。