アドビは11月18日、電子サインサービス「Adobe Sign」が味の素に導入されたと発表した。
味の素では従来、取引先との契約を書面で行なっていたが、製本、押印、収入印紙の貼付、郵送などのプロセスの非効率性と契約締結までのリードタイムの長さが課題となっていた。とくに物理的な押印作業はリモートワーク推進の妨げにもなり、コロナ禍対策でのリモートワーク普及の妨げになっていたという。
契約締結業務の効率化と働き方を変革するためAdobe Signを導入し、証跡管理や改ざん防止といった電子契約の強みを活用したリスク管理も実現。今後、全社的に契約締結業務をAdobe Signで運用すべく社内外の調整を進めるとともに、同サービスの導入を希望する国内外の関連会社への展開も検討するとしている。