メタップスは11月16日、SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」をリリース。招待制での先行公開を開始した。
企業でのクラウド型ソフトウェアの導入が進んでいるが、社内のSaaSが複数になり、それぞれに非アクティブアカウントや退職者アカウントなどが混在するなどして必要でないアカウントを残し、費用ロスが生じている企業も多いという。また、一部の社員や部署単位で、使いたいSaaSを独断で導入、それぞれの運用・保守管理方法がバラバラな状態で、保守やセキュリティー管理にかかる時間のロスやリスクが存在するケースもあるとしている。
メタップスクラウドは、増え続けるSaaSの複数導入を背景に生まれた、お金・時間のムダを改善する「SaaS管理」とセキュリティーリスクを抑える「ID管理(IDaaS)」を備えるSaaS一元管理ツール。SaaSの利用状況やコストを可視化・分析し、アカウントの付与/削除まで一元管理。ひとつのID・パスワードで複数SaaSへログイン可能となるシングルサインオン機能に加え、従業員のSaaSへのアクセス権限の付与(端末やIPアドレス単位)やアクセス状況をモニタリングできるアクセスコントロールを実装しており、SaaSのより安全な運用が可能なる。
国内外大手30社超のSaaSと連携を予定。2021年春の正式リリースに先駆け、招待制として先行利用を同社から連絡している。