お酒のおつまみに！

100円の蒲鉾で作る「かまぼこステーキ」チーズをのせてトロ～

2020年11月17日 19時50分更新

文● ナベコ　編集●ASCII

お手頃価格の蒲鉾で作る簡単おつまみ。

　ヒパヒパ。のんべらーナベコです。落葉を見ては転げるように笑う、そんな日々を過ごしたい酔っぱらいです。

　うどんもそばも好きだけど、休日の昼に行くなら圧倒的にそば屋。そば前として瓶ビールをやりつつ〆にざるをすする。気分は昭和の文豪。昼飲みがはかどります。

そば屋のつまみといったらかまぼこ。

　そば前とはおそばの前に飲むお酒のことをいいますね。そば屋のおつまみの定番は「板わさ」。板わさとはズバリ「かまぼこ」のことですね。かまぼこの厚切りをわさび醤油でいただきます。プリプリの弾力がたまらない、そば屋さんらしいおつまみです。

　魚の旨味が詰まったかまぼこって素朴ながらに愛着がわく存在。ということで、今回はかまぼこを使用したおつまみです。

100円のかまぼこで作る簡単「かまぼこステーキ」

　酔っぱらった状態でも簡単に作れるおつまみを紹介するこちらの連載。

　今回はかまぼこステーキです。

　かまぼこはスーパーでお手頃なものだと100円前後から売っていますね。かまぼこ製品が色々ありますが値段がぴんきり。どうやら材料の配合や製法で変わってくるようです。

　100円前後の庶民的なものは、個人的には板わさとして食べるというより、ラーメンにのせたり、お吸い物の彩りとして活躍してもらうのがいいかなと思っています。

スーパーで100円くらいだったかまぼこ

　そんな100円かまぼこの、私が好きな食べ方のひとつは“焼き”。さっとフライパンで焦げ目をつけるとこれまたおいしい。材料は以下です。

＜使うもの＞
・かまぼこ
・スライスチーズ
～フライパンで焼きます～

　かまぼこは厚めにカット。1.5cm～2cmくらいですかね。6分割にしました。

　スライスチーズ。

　チーズはかまぼこのカットと同じ数切っておくとラクチン。

　では調理していきましょう。

　熱したフライパンに油を敷いてかまぼこを中火で焼きます。

　両面それぞれ1分半程度。よい焼き色がついたらオーケーです。

　仕上げに醤油をさっとまわしかけます。

　火を止め、余熱でちょっと炙る。

ジュワ～！

　お皿に移して、チーズをのせたら完成。

　「かまぼこステーキ（チーズのせ）」が出来上がりました。

完成！

　かまぼこの熱でチーズがトロ～。チーズがあまりとろけないという場合は電子レンジで数10秒加熱してみてください。

プリッふわっ食感、チーズがトロ～でおいし～。

　焼いたことでかまぼこの食感に“ふわっ”が加わります。プリッふわっ。とろけるチーズ、醤油の香ばしさと、プリふわのかまぼこの組み合わせよ。はずすことない庶民的なおつまみです。七味唐辛子をふりかけるとなお酒が進む~！うーいえ！

七味唐辛子をかけるとなお進む。

　チーズはんぺんにも近い系統（同じ練り物ですからね）。かまぼこのほうが弾力が上かな。板わさもいいけど、ちょっとワイルドに焼いてみるのもなかなかおいしい。ピンクのかまぼこの場合、食卓に彩りを添えてくれますしね、見た目もかわいいです。

　かまぼこステーキと一緒に飲んだのは、この時期限定で売っている「サッポロ生ビール黒ラベルエクストラモルト」。

ビールに合いますよ。

　赤い彗星を思わせる赤と黒のビビッドな組み合わせが目をひきます。

　サッポロ独自の「旨さ長持ち麦芽」を100％使用。さらに通常の黒ラベルより麦芽使用量を高め、アルコールを高くすることで、“生のうまさ”を残したまま“さらなる麦のうまみ”を追求したとのこと。

「サッポロ生ビール黒ラベルエクストラモルト」

　気温が下がってくるこの時期は各社から味わい深いビールがでてきます。このエクストラモルトもまさにそう。飲んでみるといつもの黒ラベルよりもほんのちょっとコク深く、甘味もあります。リッチな味わいと言えるでしょう。ゴクゴク流し込むというより、味を確かめながらちょっとずつ飲んでいく、秋の夜長にぴったりなビール。