このページの本文へ

セキュリティーギャップを迅速かつ容易に解消

マカフィー、「MVISION Marketplace」「MVISION API」を発表

2020年11月13日 15時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「MVISION Marketplace」

 マカフィーは11月12日(米国時間)、MVISIONプラットフォームの一部として新たに「MVISION Marketplace」「MVISION API」「MVISION Developer Portal」を発表した。

 これにより、Security Innovation Alliance(SIA)パートナーのアプリケーション、および独自に開発されたアプリケーションを既存のセキュリティー環境下に簡単に統合できるという。また、セキュリティーチームは、アーキテクチャーのセキュリティーギャップに迅速に対処できるとしている。

 多くのセキュリティー環境下で、IT・セキュリティーオペレーションセンター(SOC)チームには、統合性を欠く情報、日常業務に要する膨大な時間、自動化の欠如などの問題があるという。MVISION Marketplace、MVISION Developer Portal、MVISION APIなどのMVISIONプラットフォームのコンポーネントを通じて、ユーザーとパートナーの双方がセキュリティーの自動化が可能となる。これらの製品は、「MVISION Extended Detection and Response(XDR)」ソリューションの主要コンポーネントであり、マカフィーとSIAパートナーのソリューションの連携を強化するもの。

 MVISION Marketplaceは、マカフィーとエコシステムパートナーによる業界最高水準というソリューションを提供するアプリケーションマーケットプレイス。

 MVISION Developer Portalは、開発者がアプリケーションをMVISION Marketplaceで利用できるようにする前に、アプリケーションを構築、テスト、認定したり、ユーザーがプライベートアプリケーションを開発、導入したりするためのポータル。

 MVISION APIは、リアルタイムの可視性とMcAfeeポートフォリオへの対応を可能にする単一のハイパースケールのグローバルセキュリティーAPI。ユーザーとパートナーがマカフィーと同じものを見て、知って、実行することが可能になる。

 MVISION Marketplaceのソリューションには、完全なエンドポイント保護、完全なネットワーク保護、完全なクラウド保護、完全なデータ保護、完全なSOCセキュリティーが含まれる。マカフィーとパートナーのアプリケーションを数分で評価でき、購入手順も簡単で、本番環境にすぐに移行できるという。また、マカフィーとパートナーのIPを埋め込む機能を備えた、オーダーメイドのアプリケーションを構築できる。ソリューションのデモやPOC(Proof of Concept:概念検証)をパートナーとマカフィーが共同で行ない、数分で本番環境に導入可能。

※お詫びと訂正:表記の一部に誤りがありましたったため、正しい表記に訂正してお詫びします。(11月16日更新)。

カテゴリートップへ