手の込んだハックと作り込んだコントで勝ちに来たナガヤジャパン
毎年、手の込んだハックを披露する名古屋のウィルビジョンのメンバーで構成されるチーム「ナガヤジャパン」。「最強のkintoneを作ってみた」というタイトルで、リーダーの長屋さんと増田さんによるコントが披露された。
システム会社にはもったいないほどのコント力を誇る増田さんと長屋さん
「通知の画面見逃してて、通知溜まっちゃったなあ」という増田さん。通知を見逃したため、エナドリの注文を忘れてしまった。「kintoneの通知の見逃しなんとかならないかなあ」というため息を漏らすと、目の前のマシンがいきなり「5分ハッキング」され、長屋さんからkintoneハックが披露される。
マシンがハックされたー！（迫真の演技）
「通知のラザニア～読みやすさを添えて～」はkintoneの通知をTwitter風ポップアップ表示にするもの。「青い鳥のやつですねー。親近感沸きますねー」と増田さんが感想を語ると、長屋さんも「そうですよー。時代はやっぱり横並びじゃなくて、縦ですよね」と応じる。アプリを開きながらコメントをチェックできるほか、コメント欄からいいねも押せる高機能っぷり。ダブルクリックで表示がななめ表示になるおバカ機能はともかく、一括既読という最強の機能も搭載しているという。
通知のラザニア～読みやすさを添えて～（テッテケテ～）
Twitter風の通知、親近感がすごい。便利そう！
でも斜め表示はいらねー
次に増田さんが「kintoneってカスタマイズ次第で意外となんでもできるんだなあ。ついでに俺のなんでも言うこと聞いてくれる召使い作ってくれないかなあ」と漏らすと、またもや5分ハッキングが発動。今度の「アプリののっけ盛り～召使いの気まぐれ仕立て～」では、kintoneのスペース上に「ひげおじちゃん」というキャラクターが登場する。
明日デートの予定がある増田さんのリクエストに応じて、名古屋の天気や名古屋ドームまでの行き先を調べることができる。しかも音声入力に対応で手抜きなし。「デートプランが完璧に作れますね。女を落とせる。そう、kintoneならね」という長屋さんのコメントがkintoneの次の可能性を感じさせる。
続いてはアプリののっけ盛り～召使いの気まぐれ仕立て～
kintoneの右にOfficeア●スタント風のひげおじちゃん登場
ナゴヤドームまでの行き先を教えてくれる
「通知のラザニア～読みやすさを添えて～」は強引にデータを取得して作った部分もあったため、長屋さんは公式な通知APIがほしいとリクエスト。また、「アプリののっけ盛り～召使いの気まぐれ仕立て～」は楽天のRapid APIというプラットフォームやSpeech APIを用いているとのこと。「ちょっとした調べ物をしたいときにkintoneを離れる必要がなくなるので便利ですよね」と増田さんはコメントする。
長屋さんは「これがうちの最強のkintoneです。みなさんも最強のkintoneを作ってみてください！」とアピールして、セッションを終えた。手の込んだハックと作り込んだコントで臨んだナガヤジャパン、確実に勝ちに来たと感じさせるセッションだった。
