ソースネクストは11月10日、新製品発表会を開催。AIボイス筆談機「タブレットmimi(ミミ)」と、音声を文字に自動で変換するボイスレコーダー「AutoMemo(オートメモ)」を発表した。
タブレットmimi(ミミ)
タブレットmimi(ミミ)は、8型のディスプレーを搭載し、話した言葉を文字に変換するIoTデバイス。9月に発売したポケトークmimiの姉妹品としての位置付けで、電源を入れ、話しかけるだけで、音声認識エンジンが声を文字に変換し、ディスプレーに表示する。
加齢性難聴の人や、聴覚障がいのある方とのコミュニケーションをスムーズで快適なものにするために開発したとする。超高齢社会の日本で、今後さらに増加が予想される加齢性難聴の人が、気兼ねなくコミュニケーションできるよう、スピード、文字の見やすさ、使いやすさにこだわった。
箱から出して、すぐ使えるのも特徴。設定は特に必要なく、電源を入れるだけで、すぐに使える。フォントには教科書体を採用し、日本語の読みやすさにこだわった。文字サイズの変更にも対応している。
専用の充電クレードルを同梱し、充電しながらの使用にも対応。またeSIMを内蔵しており、通信は2年間使い放題。契約、月額通信料金も不要(2年後は延長手続きが必要。契約を更新しないと、Wi-Fiネットワーク経由でも使用はできない。)。
サイズはおよそ約幅230.8×高さ129.5×厚み10.45mm、重量はおよそ445g。主なスペックは8型ディスプレー、eSIM搭載、4G LTE(日本国内のKDDI回線)対応、バッテリー容量5020mAhなど。
予約受付はすでに開始している。12月4日から、全国の家電量販店、眼鏡販売店の「メガネの愛眼」でも販売を開始する予定だ。月額3278円でレンタルサービスも提供する予定。本体の価格は3万4980円。