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miniも登場! iPhone 12、ASCII徹底大特集 第46回

iPhone 12シリーズで世界初Dolby Vision方式HDRビデオを楽しむ! カメラ撮影・視聴方法も紹介

2020年11月07日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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ソニーのブラビア「A8H」シリーズはAirPlay 2、Dolby Visionの両方に対応する4Kテレビだ

iPhone 12シリーズで撮ったHDRビデオをテレビで見る

 撮影したHDRビデオを4K/HDR対応のテレビで見てみよう。Dolby Vision方式のHDRビデオが撮れるiPhone 12シリーズの実力をそのままテレビで再現するためには、まずAirPlay 2を使ってホームネットワークを介してビデオをテレビにキャストできる環境が必要だ。そしてテレビはDolby Vision対応の機種が望ましい。

 両方の条件をテレビ単体で満たせるのはソニーのブラビア、およびLGエレクトロニクスの4K/HDR対応テレビの一部機種だ。各社はAirPlay 2とDolby Vision再生に対応する製品に関連する詳細をホームページで公開している。(ソニーの情報)(LGの情報

 あるいはiPhoneからApple TV 4KにAirPlayを使ってキャストして、HDMIケーブルで接続したテレビにiPhoneで撮影したビデオを映すという手段もある。ただソニーのブラビアの場合、HDMIで接続したApple TV 4Kのようなメディアストリーミング機器からDolby Visionの映像信号を受けて、そのままDolby Vision画質で見ることができない場合があるようだ。(ソニーの情報

筆者宅のテレビはDolby Vision対応ではないが、Apple TV 4Kを介してiPhone 12 Proで撮影した高精細な動画を大画面で再生しながら楽しむことができた

 筆者宅の4K/HDR対応ブラビアは、元からDolby Vision対応ではないため、Apple TV 4Kを介してiPhone12 Proで撮影した動画を再⽣すると、テレビが対応するHDR⽅式に変化して表⽰されるようだ。HDRビデオは独特の透明感と鮮やかな奥⾏き感が再現される。より⽬で⾒た⾵景に近いリアルな映像がリビングで楽しめた。SDR(通常画質)で撮影した映像はやはりHDR映像と⾒⽐べると明部ピークの突き上げが弱く、暗部の沈み込みも乏しい。テレビの画⾯で⾒ると、いっそうHDRビデオの⽴体感が際⽴つように感じられる。

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