このページの本文へ

<1on1データ解析レポート>1on1やマネジメント強化・支援の「ピープルサクセスプラットフォーム|カケアイ」を提供する株式会社KAKEAI、3,000回の1on1データから、会話テーマを解析。

株式会社KAKEAI
2020年11月05日

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

株式会社KAKEAI
https://kakeai.co.jp/

株式会社KAKEAI(本社:東京都港区 代表:本田英貴)は、同社が提供する1on1やマネジメント強化・支援の「ピープルサクセスプラットフォーム|カケアイ」に蓄積した3,000回の1on1実績データから、1on1におけるトピックや、部下が上司に求めている対応等の解析レポートを発表したことをお知らせいたします。 今後、より深い観点での解析を進め、詳細についてはオンラインセミナー等により、広く社会へ還元し、コロナ禍においてより一層重要性や難度が増す、現場の上司部下コミュニケーション改善にお役立ていただけるよう努めてまいります。



■調査概要

2020年6月1日~10月31日の、「ピープルサクセスプラットフォーム|カケアイ」の1on1機能利用により蓄積したデータ。
無作為抽出3,000件の1on1データ。


■調査結果概要

【1on1で会話されている「トピック」について】



カケアイの1on1機能を使い、部下側が1on1の事前に選択している「次回の1on1で上司と会話したいトピック」が元データである(実際は、トピックと共に「そのトピックを会話するにあたり、上司に求める対応(後述)」を合わせて選択している)
「業務の進捗や進め方」が全体の45%を占めることがわかった。
一方で「今後のキャリア」「スキルや力の向上」もそれぞれ10%以上存在し、1on1の目的とされることが多いキャリアや育成に関する対話も一定量なされていることがわかる。
さらに、「会社や部署の方針」も12%存在し、1on1が上司と部下の間での企業や部署方針の認識合わせの機会として使われていることも伺われる。

【1on1における「上司に求める対応」について】

カケアイの1on1機能を使い、部下側が1on1の事前に、前述のトピックと共に選択している「そのトピックを会話するにあたり、上司に求める対応」が元データである。
「意見を聞きたい」がトップで全体の25%、次いで「一緒に考えて欲しい」が19%と、この二つで全体の40%強を占めることがわかった。
特筆すべきは、「報告したい」が13.4%と、「話しを聞いて欲しい」に次いで少なく、1on1の場が単なる“報告の場”となっているわけではないと推察されることである。
これはカケアイの仕組み上、1on1の事前に『部下の意志で上司に求める対応を選べる』ということが起因しているとも考えられる(別で実施している定性調査からは、部下側の声として「なかなか口では言えなかった『求めている対応』が言えてカケアイがあると助かる」という声や、「伝えているつもりだがなかなか上司に伝わらない意志を選ぶだけではっきりと伝えられるので、コミュニケーションがズレなくて気持ち良い」という声がある)」

【1on1における「トピック×対応」について】

カケアイの1on1機能を使い、部下側が1on1の事前に、「トピックと共に選択する、そのトピックを会話するにあたり、上司に求める対応」が元データである。
前述の【1on1で会話されている「トピック」について】でも触れた通り、全体の約45%が「業務の進捗や進め方」であることから、上位は「業務の進捗や進め方」に関連するものが占める。
「業務の進捗や進め方」を除くと、10%が「会社や部署の方針×意見を聞きたい」でトップである。さらに、「今後のキャリア×意見が聞きたい」や「スキルや力の向上×具体的なアドバイスが欲しい」や「スキルや力の向上×意見を聞きたい」などが続く。新型コロナウイルス流行以前のデータが存在しないものの、これらの背景にはリモートワーク・テレワークによる、所属組織の方針把握・理解の難しさや、個人としての将来への不安等が存在する可能性が考えられる(これについては追って調査したい)

【「トピック」ごとの「求める対応」の傾向について】

トピックごとに、上司に求める対応には傾向の違いが大きい。
トピックごとに求める対応が多いものは下記の通りである。
「業務の進捗や進め方」は「一緒に考えて欲しい・意見を聞きたい」
「人間関係」は「一緒に考えて欲しい・話を聞いて欲しい」
「心身の状態」は「話を聞いて欲しい・報告したい」
「今後のキャリア」は「意見を聞きたい・一緒に考えて欲しい」
「スキルや力の向上」は「具体的なアドバイスが欲しい・意見を聞きたい・一緒に考えて欲しい」
「プライベート」は「話を聞いて欲しい・報告したい」
「会社や部署の方針」は「意見を聞きたい」
これらは、総論として、上司側が「トピック」ごとに、どのような「求められる対応」のケースに多く対峙する必要があるかを表しており、企業内における現場マネジャー支援のヒントになるものと考えられる。また、カケアイとしてもクラウドシステムによる、日常的かつ具体的なマネジャー支援・マネジメント強化の意味合いにおいて、プロダクト改善に活かしていきたい。


■今後の調査結果レポートについて

本プレスリリースの内容は、現在解析中の下記1.~6.における一部である。
(1.について、本プレスリリースで触れている内容も一部)
今後、詳細についてはオンラインセミナー等により、広く社会へ還元し、コロナ禍においてより一層重要性や難度が増す、現場の上司部下コミュニケーション改善にお役立ていただけるようにしたいと考えている。

1on1 みんな何について会話してるの?(本プレスリリース内容に該当)
1on1 世の中のマネジャー、どんなテーマの会話は得意なの?苦手なの?
1on1 うまいマネジャーと、そうではないマネジャーの違いは何?
1on1 うまくなって行く時に、会話のテーマって変化してるの?
1on1 うまく行うためには、特にどんなテーマに注力すべき?意識すべきコツは?
1on1 本人の成長の感じ方に影響するの?



■「ピープルサクセスプラットフォーム|カケアイ」について。

解決する課題・新規性・実績を国内外から高くご評価いただいています。
【受賞歴】
●日本企業で初めて世界のHR techスタートアップ30社に選出(世界最大級のHR techイベントである「HR Technology Conference」より)●アジア太平洋地域における2019・2020 HR tech サービス TOP10 に選出(世界有数のHRtechメディア「HR TECH Outlook」より)●アジア最大級のHRアワード「HRM Asia Readers Choice 2020」にて銀賞受賞。●国内最大級HRtechカンファレンス HRtech GP 2019 最高賞グランプリ受賞 ●2020年 第5回HRテクノロジー大賞 イノベーション賞 ●Digital HR Competition 2020 最高賞グランプリ受賞

【3つのプラン】
〈1on1プラン〉
https://kakeai.co.jp/top/1on1plan/
かける時間や負担の割りに、質が低くなりがちな1on1。
そもそもメンバーとの対話はマネジャーの個人力に依存しがちなもの。
1対1の対話を促したり、ただ記録を残すだけでは、目的は達成できません。
1on1にかかる負担を減らし、対話の質までも大きく変えるベストな1on1プラットフォーム。

〈マネジメント支援・強化プラン〉
https://kakeai.co.jp/top/mgr-supportplan/

〈人材育成デジタル化プラン〉
https://kakeai.co.jp/top/nurturing-dx-plan/


■KAKEAIについて
【ミッション】世界中の人々が、どこで、誰と働こうとも、一人ひとりがもっている人生の可能性が決して毀損されることが無い社会の実現。
【事業内容】ピープルサクセス プラットフォーム「カケアイ」の開発・運営
【本社】東京都港区赤坂8-5-40 ペガサス青山612
【設立】2018年4月12日
【代表】代表取締役社長 兼 CEO 本田英貴
【資本金】248,113,200円
【株主】当社役員、MICイノベーション4号投資事業有限責任組合(モバイル・インターネットキャピタル株式会社)、鬼頭秀彰(元 株式会社リクルートホールディングス 常務執行役員)、他
【顧問】小島武仁|東京大学大学院経済学研究科 教授 東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)所長(経済学)、駒野宏人|岩手医科大学 薬学部神経学分野 教授(脳神経科学)
【共同研究】岩本 隆|慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 特任教授(HR tech)
【INTERACTION LAB. 所長】武井章敏|前アクセンチュア執行役員人事本部長
【アドバイザー】William Laurent|ニューヨーク大学〈AIトランスフォーメーション・データサイエンス〉
【特許】特許第6651175号、特許第6534179号、特許第6602996号、特許第6602997号
〈TEL〉03-6721-1176

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン