ダイドーグループホールディングスは11月4日、2021年に全国各地で行なわれる祭りのなかから35の祭りを選び、各地の民間放送局による1時間の特別番組を制作して単独提供する「ダイドーグループ日本の祭り」を実施すると発表した。
同社の「人と、社会と、共に喜び、共に栄える。」というグループ理念のもと、全国各地で大切に受け継がれている祭りを通じ、地域の絆作りや活性化に役立ちたい、日本の民俗文化を映像として後世に伝えたいとの想いから2003年に開始した活動で、2021年で19年目を迎える(2019年までは「ダイドードリンコ日本の祭り」として実施)。
2020年は新型コロナウイルス感染予防の観点から多くの祭りが中止を余儀なくされたが、ダイドーグループ日本の祭りでは、そうした新型コロナウイルスと闘う全国の祭りを応援する意味も込めて2021年の活動に臨むとしている。
番組では、全国の祭りの魅力を広く紹介するだけでなく、生命力に満ちた祭りのエネルギーや、人と人との「つながり」といった純粋な感動をリアルに伝え、それぞれの祭りの歴史やその姿を映像や資料として後世に保存することを主旨としており、コロナ禍にあっても視聴者の方々に元気を与え、後年には貴重な映像記録になると考えているという。
番組ナビゲーターには、引き続き東日本国際大学学長・教授、早稲田大学名誉教授 吉村作治先生を迎え、日本古来の伝承文化である祭りについて専門的見地から適切なアドバイスを依頼。また、情報のハブとなる「ダイドーグループ日本の祭り」特設ページを設置して活動の概要を紹介する。