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パソコン上で画像/映像の容易な高精細補正を可能にする画像解析補正ソフトウェア「LISr ImageFilter」の販売を開始

株式会社ロジック・アンド・デザイン
2020年10月29日

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株式会社ロジック・アンド・デザイン
株式会社ロジック・アンド・デザイン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤公明、以下、ロジック・アンド・デザイン)は、パソコン上で画像/映像の容易な高精細補正を可能にする解析補正ソフトウェア「LISr(R) ImageFilter(リサ イメージフィルター)」を本日より販売します。「LISr ImageFilter」は静止画に対する歪み補正や輪郭補正、明るさ補正、鮮明化補正、および動画に対する鮮明化処理を実施し、画像/映像の不明瞭な状態を改善して、詳細な判別を可能にします。


画像/映像の解析補正は、防犯・セキュリティー分野や、陸橋や建築物などの検査工程などにおいてニーズが高まっています。特に警察関連の解析や鑑識業務などにおいて高い需要があり、「LISr ImageFilter」は、より高精細な画像補正のニーズに応えるため、画像解析補正や画像鮮明化のアルゴリズムを採用し、逆光や雨・霧等の悪条件下で撮影された画像や映像の鮮明化処理を可能にしました。また使いやすいユーザーインターフェースにより、誰もがパソコン上の容易な操作で高度な補正を行うことができます。

LISr ImageFilterの利用イメージ

【本製品の特徴】
画像解析補正アルゴリズムに加え、画像鮮明化アルゴリズムの追加により、逆光や暗所、雨・霧等の悪条件で撮影された画像/映像の鮮明化処理が可能
簡便な操作性(ユーザーインターフェース)で、パソコン上で画像/映像を簡単補正

【販売価格】
オープン価格(取り扱い販売会社からのご提供となります)

【LISr(R)(ロジカル・イメージ・センシタイザー)とは】
ロジック・アンド・デザインが開発している「LISr(R)」は、画像加工技術ではなく、監視カメラ向けに特化した画像改善フィルタとして開発され、その後、高い再現性が認められ、防犯・セキュリティー分野や検査工程、さらには医療分野といった、さまざまな領域で活用されています。LISrは暗く沈んだ領域や白くとんだ領域、うっすらとコントラストが落ちた領域などダイナミックレンジが低い領域を検索し、その部分を特殊なアルゴリズムを用いて解析しています。領域の判断は画素ごとに行うため、逆光などの極端に明るい部分と暗い部分が混在していても画像全体のバランスを維持します。LISrは、この原理をもとにノイズ対策やコントラスト対策をさらに強化した最新の画像鮮明化アルゴリズムを使用しています。明るい場所は明るいなりに、暗い場所は暗いなりに処理を行えるので、24時間監視において、悪天候や逆光、夜間と、刻々と環境が変化しても全自動で対応することを可能にしました。

LISr(R) ImageFilter(リサ イメージフィルター)
LISr(R) ブランドキャラクター「ネコのリサ」

【「LISr ImageFilter」の仕様】
OS:Windows10 64bit版
メモリ:8Gバイト以上
USB:USB2.0 1ポート必須(コピーガード用)
ディスプレイ:(解像度)1280×720以上 (色深度)32bit True color
CPU:(最小規模)Intel(R) Pentium(R) 1.6GHz (推奨規模)Intel(R) Core i5(R) 3.6GHz
空き容量:500Mバイト
GPU:NVIDIA(R) CUDA(R) 9.1対応のグラフィックスカード*GPUは無くても動作します
必須ライブラリ:
CodeMeter ランタイム、Microsoft Visual C++ 2015再頒布可能パッケージ、
上項GPUの最新ドライバ(GPU利用の場合のみ)

【取り扱い販売会社】
●防災・防犯/セキュリティー・検査その他領域
株式会社アンフェイク、株式会社インディビジュアル・シェアード・システム、株式会社エイコー、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、株式会社コアブレイン、信誠商事株式会社、株式会社東京光音、東芝デジタルソリューションズ株式会社、株式会社バーズコミュニケーション(五十音順)
●医療領域
株式会社ニプロ

【LISr(R)の開発経緯】
1)約15年前に最初の画像鮮明化アルゴリズム=第1世代Generation1を海上監視カメラの補完システムとして開発。
2)開発初期の鮮明化ハード製品(Gen1‐2)は、警察や河川・海上監視、警備会社、製造ライン検査等々で200台程度販売。2018年に最新のアルゴリズム(第3世代)を新たに開発LISr(R)(Logical Image Sensitizer)としてLISr-101を市場投入。ノイズを極限まで減らし、より人間の目に近い見え方に改善。
3)LISr(R)シリーズは画像鮮明化アルゴリズム内蔵ネットワークカメラ「LISr-IPC1」及び「LISr-IPC2(PoE対応版)」、デスクトップ用の画像取込鮮明化ソフト「LISr-Capture」、小型画像鮮明化装置「μ-LISr(マイクロ・リサ)」、医療領域向け静止画対応鮮明化ソフト「Soft-LISr for Medical」などのラインアップを充実。

LISr(R)は、株式会社ロジック・アンド・デザインの登録商標です。

【設立主旨】
AIが人類を超える2045年の転換点、所謂「シンギュラリティ」(技術的特異点)も、日々のスピードで更に速まるのではとも言われています。かたや一億総監視(カメラ)時代、また4Kから8K等高解像度カメラの加速的開発スピード、IoT、ドローン、顔認証、自動運転技術等々その分野を超えた様々な領域で「画像」処理、解析、加工がコア・テクノロジーになりつつあります。
当社はそれぞれのニーズにカスタマイズした「画像処理・認識アルゴリズム」開発、及び具体的製品・サービスの提供を通して、バックヤードインフラにおけるコア・テクノロジーとして、大型Projectのコンセプト開発も視野に入れ、“人々のQuality Of Lifeの向上に貢献する“をミッションと掲げ設立致しました。
創業者3名の全く異なるバックグラウンドのシナジー効果を最大活用し、インダストリー関連事業に留まらず、AIとの連携による遠隔診療等に代表されるライフ・サイエンス分野においてもコア・テクノロジーの立ち位置を確立して参ります。

【創業理念】
~「ロジック・アンド・デザイン」 だからできること~
“先の見えない時代だからこそ”安全・安心・快適な暮らしと社会を、より鮮明に、より身近に!
Sharpening and Enhancing Images for Better QOL
In Future with LISr(R)

1. カスタマイズした画像処理・認識アルゴリズムの開発により、個別ニーズに対応した画像・映像鮮明化ソリューション(ハード&ソフトウェア、アプリケーション)を提供し更なる最適化を目指します。

2. より安価にコモディティとしての“画像鮮明化付(ネットワーク)カメラ”の普及を目指します。

3. “より見える化”のコンセプト開発で、AI, IoE(IoT/IoA), ロボット、ドローン等との連携により、金融、医療、生産現場、セキュリティー、店舗戦略(販促)、エンターテイメント、(陸・海・空)交通手段等々でのValue Innovationを目指します。

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