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シャープマスク販売開始から半年、出荷数は1億枚へ、引き続き100倍超す高倍率

2020年10月28日 11時10分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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 シャープが、マスクの生産を開始した当初は、マスク不足が社会問題となっている時期であったが、現在は潤沢にマスクが供給されている状況にある。しかも、シャープ製マスクの価格は2980円(税別)で、送料は別途660円かかる。つまり、税込での総額は3938円であり、50枚入りマスクとしては、いまでは割高感もある。それでも、シャープ製マスクは高い人気を誇っているというわけだ。

 シャープ製マスクは、ふつうサイズ、小さめサイズの両方とも、三重県多気のシャープ三重工場のクリーンルームで生産が行われている。

 生産ラインは、ふつうサイズと、小さめサイズが別となっており、生産ラインの効率化を進めることで、生産枚数を増やす努力が続いているという。

小さめサイズの着用イメージ

 ふつうサイズが約175×95mmであるのに対して、小さめマスクは、約145×95mmと横幅が小さくなっており、小さめサイズは、女性や小学校高学年以上の子供の利用を想定しているという。

 なお、シャープでは、当選通知を装った詐称(なりすまし)メールに注意するように呼び掛けている。

 同社(発信元:cocorostore-info@sharp.co.jp)から送られてくる当選メールには、フィッシング詐欺などの防止を目的として、メールにはリンク先のURLは記載していない。購入手続きは少し面倒だが、マスクの抽選販売サイト(https://cocorolife.jp.sharp/mask/)にアクセスして、「【ご当選者様】はこちら」をクリックして、購入手続きをすることになる。

 同社では、「他のサイトへのリンク(接続)が記載されたメールは、詐称(なりすまし)メールの可能性があるので注意してほしい」としている。

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