日本エイサーは10月20日、ワイヤレス投写に対応した短焦点プロジェクターの新モデル、「H6518STi」を発表した。価格は9万円前後となる見込みで、10月22日に発売する。
本製品は家庭や企業向けの利用を想定しており、一般消費者に向けてはビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヨドバシカメラ、Joshin、NTT-X Store、イートレンド、およびAcer Direct Amazon店・楽天市場店・Yahoo!ショッピング店にて販売する。
H6518STiは、短焦点投写、およびワイヤレス投写が可能な点が特長。スクリーンから本製品までの距離がおよそ1.1mの位置で、最大100インチの大画面をフルHD(1920×1080ドット)画質で投写する。輝度は3500ルーメンで、明るい室内でも鮮やかに写し出すという。
また、標準搭載のWi-Fiドングルとのペアリングで、スマートフォンやPCからのワイヤレス投写が可能。さらに、Miracastテクノロジー対応機器とのスクリーンミラーリングにも対応する。いずれの場合も、専用アプリケーションのインストールは不要としている。
コントラスト比は最大1万:1。また、3Dや2Dの投写コンテンツを自動で色調整し、鮮やかに写し出すAcer ColorBoost(カラーブースト)3Dテクノロジーや、映像のフレームを分析して最適な見え方に調整するAcer LumiSense(ルミセンス)テクノロジーといったAcer独自機能を搭載。ブルーライトシールド機能にも対応し、さらに台形補正機能により映像の歪みを補正する。
入力端子はアナログRGB、コンポーネントビデオ(ミニD-Sub 15ピン)、RCA、HDMI 1.4(HDCP 1.4対応)×2などを搭載する。
対応機種はAndroid 5.0以降、iOS 12以降、Windows 10のデバイス。機種によっては対応できない場合があるという。