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安価なクラムシェル「Surface Laptop Go」、新チップ搭載「Surface Pro X」が国内発売

2020年10月02日 17時00分更新

文● ASCII

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 マイクロソフトは、549ドル、国内では7万6800円(教育機関向け6万4800円)からという、Surface Laptopとしては最も安価なモデル「Surface Laptop Go」および、クアルコムと共同開発したカスタムチップの新バージョン「Microsoft SQ2」を搭載した「Surface Pro X」の新モデルを発表。アクセサリーを含めて、日本国内でも10月13日から順次発売する。

スペック抑えめだが第10世代のCore i5
「Surface Laptop Go」

 Surface Laptop Goは、“Go”の製品名からもわかるように、まさにSurface Laptopシリーズの廉価版と言えるモデルで、3:2で1536×1024ドットの12.4型液晶、CPUは第10世代で4コア/8スレッドのCore i5-1035G1(1GHz、最大3.6GHz)、4GB/8GBメモリー(LPDDR4x)、64GB(eMMC)/128/256GB(SSD)などを搭載。ディスプレーは10点タッチ対応だが、ペンには非対応となっている。

 電源キー内蔵の指紋センサーにより、ワンタッチでスリープからの復帰とログインが可能。また、日本語キーボードに新たなレイアウトが採用されているのも特徴で、「変換」「無変換」「カタカナ ひらがな」の代わりに「A」「あ」と記されたIME ON/OFFキーを用意し、日本語入力/英語入力を即時切り替えられるという、Macによく似たスタイルへと変貌している。

 インターフェースはUSB Type-C×1、USB Type-A×1、Surface Connect、ヘッドフォンで、F値2.0のHD解像度のウェブカメラ、デュアルマイク、Dolby Audio対応のスピーカー、Wi-Fi 6対応の無線LANなどを搭載する。OSはWindows 10 Home(Sモード)。本体サイズは278.18×205.67×15.69mm、重量は1110g。バッテリー駆動は最長13時間とされている。

 カラバリはアイスブルー、サンドストーン、プラチナの3色。前述の税抜7万6800円のモデルは、Core i5/4GB/64GB eMMCのモデルで、Core i5/8GB/128GB SSDが税抜9万2800円、Core i5/8GB/256GB SSDが税抜11万4800円。

強化版SoC「Microsoft SQ2」を搭載する新「Surface Pro X」

 一方のSurface Pro Xは、従来の「Microsoft SQ1」を強化した「Microsoft SQ2」を搭載したモデルが上位版として追加される形となっている。このSQ2搭載モデルには新たなカラーも用意される。同時にSurface Pro X Signature キーボード(税抜2万9600円)もアイスブルー、ポピーレッド、プラチナの3色が追加されている。

 海外では999.99ドルからだが、国内で販売されるのは16GBメモリー、256GB SSDにLTEモデム、Office Home & Business 2019(一般向けモデル)などがプリインストールされた高スペックなタイプで、税抜18万5800円から(512GB SSDのタイプは税抜21万9800円)。カラバリはブラック、プラチナの2色。

 

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