このページの本文へ

リード毎秒5000MBを発揮! Seagate次世代SSDを搭載したTSUKUMOゲーミングPCをチェック

2020年10月02日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集● ASCII

提供: TSUKUMO

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

G-GEAR専用ケースに旬なパーツを満載

 G-GEARおなじみの専用ミドルタワーPCケースに、旬なパーツを詰め込んでいる「G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming」

 ケースフロントはエアフロー良好なメッシュ加工で、標準装備の120mmファンから冷たい外気を吸気するようになっている。また、パネル裏面には埃などの侵入をカットするフィルターを備えているので、足下に設置した際も安心だ。メンテナンス性も悪くなく、フロントパネルは手前に引くだけで取り外せる。

USBポートや電源スイッチなどは、ケース中央に配置されており、床置き、机上どちらでもアクセスしやすくなっている

フロントUSBポートの左右には、アクセスLEDを備え、パワーLED(右)はグリーン、アクセスLED(左)はブルーに発光する

 5インチベイにはDVDスーパーマルチドライブを搭載し、ツールレス仕様の2.5/3.5インチシャドウベイも充実している。

 フロントだけでなく、リアも120mmファンを装備。フロントの2.5インチ/3.5インチベイや、マザーボードのM.2 SSDヒートシンク、ビデオカード、CPUクーラーで温まったエアーは、リアから排気されるようになっている。

PCケース内は余裕があり、ストレージだけでなく、キャプチャーボードなども追加可能だ

シャドウベイはエアフローの良いフロントに装備。最大で3台の3.5インチHDDと、4台の2.5インチSSD/HDDを搭載できる

下部シャドウベイが2.5インチ専用になる。データストレージとして複数台の2.5インチSSDを搭載することも可能だ

2.5/3.5インチシャドウベイともに、ストレージベイへの着脱はツールレスで可能になっている

リアの120mmファンと電源ユニット内蔵ファンで、ケース内の温まったエアーを排気する

マザーボードは大型のM.2ヒートシンクを装備しており、高発熱のNVMe M.2 SSDでも安心して使える

実測で毎秒5000MBの爆速性能を発揮!

 ここからは、G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming GF7A-B202/XTのパフォーマンスを見ていこう。まずは最大のポイントとなる、次世代SSDのFireCuda 520 SSD 1TBのポテンシャルをチェックだ。

PCIe 4.0×4接続に対応するSeagate FireCuda 520 SSD 1TBを搭載する

CrystalDiskInfo 8.8.7の結果。PCIe 4.0×4で動作しているのが分かる

 定番の「CrystalDiskMark」を実行すると、実測でシーケンシャルリード毎秒5009.88MB、同ライト毎秒4287.75MBという速度を記録。PCIe 3.0×4 NVMe SSDの最速クラス品が発揮するシーケンシャルリード毎秒3500MB、同ライト毎秒3300MBを余裕で超える、圧巻のパフォーマンスを発揮している。

FireCuda 520 SSD 1TBをCrystalDiskMark 7.0.0で計測

試用機が搭載する7200rpm HDDの結果。シーケンシャルリード/ライトは毎秒200MBオーバーとHDDとしては十分

 すでにPCIeインターフェースのNVMe M.2 SSDを搭載しているPCを使っていると、1.4倍程度向上したアクセス速度の恩恵を体感することは困難だが、これまで最大転送速度6GbpsのSATA HDD/SSD搭載のPCを使っていた人なら、確実に体感できるだろう。

 次は、ゲームをプレイした際のロード時間で、ストレージの性能を測ってみよう。ここでは重量級ゲーム「DEATH STRANDING」と「Control Ultimate Edition」の起動(タイトル表示まで)と、セーブデータからのロードに要した時間を計測してみた。

 テストはFireCuda 520 SSD 1TBのほか、試用機が搭載している回転数7200rpm HDDのSeagate「BarraCuda 2TB(ST2000DM008)」、さらに高コスパで自作PCやBTO PCでも人気のあるシーケンシャルリード毎秒2500MBクラスのPCIe 3.0×4 M.2 SSDを追加し、起動とロード時間をストップウォッチで計測している。

ゲームのタイトルが表示されるまでの時間

セーブデータからのロード時間をストップウォッチで計測

 当然、FireCuda 520が起動、ロード時間が最も短く、リード毎秒2500MB前後の高コスパM.2 SSDからも短縮している。明確に体感できるほどの差とは言えないが、ほかの人とオンラインでパーティーを組んでプレイするMMORPGのレイド戦などでは、数秒のロード時間の遅れがプレイに影響することもある。FireCuda 520搭載のG-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gamingなら不安なしだ。

 また、アクセス速度がいくら高速でも、容量が少ないと使い勝手は悪くなるものだが、G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gamingは標準で容量1TBを搭載している。必要なゲームデータが1本数十GBにもなる最新のゲームを複数インストールしても、容量を気にせずに済むだろう。

カテゴリートップへ